5818.株価が上がり過ぎ



今日は、1ドルが113円台中頃にあるのに、株価は1万8765円まで
高騰した。114円台でもなく、孫さんがトランプ次期大統領と会談し
ただけで、株価が上がるにはおかしい。根拠無き高騰である。

皆が買いだから、乗り遅れないようにという心理が機関投資家にあ
るような気がする。皆が買うので、今が一番上がるし面白い時では
あるが、それだけ注意が必要な時期でもある。いつ降りるかでしょ
うね。早過ぎると儲け損ない、遅れると大損をすることになる。

素人は、そろそろ降りたほうが良いような気がする。頭と尻尾は機
関投資家にくれてやれでしょうね。素人は欲張らないことである。

徐々に、トランプ氏の外交・安全保障は、ネオコン的になり、中国
との問題が出るような方向で、かつ薬品の売価引き下げなども発言
しているし、ドル高に対する牽制の発言も起こり得る可能性がある。

もし、発言が出ると1ドル=110円割れまで行く。そうすれば、1万
8000円割れになる可能性が高い。

ということで、1万8500円以上では、トランプ次期大統領の発言で簡
単に下落してしまうレベルである。

一度、いつかは下落して、その後、景気が加速したら再度、上げる
ような気がするが、どうであろうか?


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東証大引け、年初来高値更新 欧米株高で出遅れ投資家も買い 
2016/12/8 15:32日経
 8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸し、前日比
268円78銭(1.45%)高の1万8765円47銭で終えた。7日の欧米株式
相場が大幅高となり、東京市場でも先高観から運用リスクをとる動
きが広がった。1週間ぶりに年初来高値を更新し、2015年12月30日
以来の高値を付けた。ソフトバンクが前日に続いて大幅に上昇し、
指数を押し上げた。

 7日の米株式市場でダウ工業株30種平均が300ドル近く上昇し、3
日連続で過去最高値を更新した。直近までの相場上昇は短期筋主導
で、出遅れていた国内外の投資家から米国株高をきっかけにした買
いが入った。市場では「ドル建て日経平均はまだ安い水準にあり、
外国人の買いを誘った」(楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ・
ストラテジスト)との声が聞かれた。

 JPX日経インデックス400も3日続伸。終値は前日比200.81ポイ
ント(1.50%)高の1万3545.11だった。東証株価指数(TOPIX
)も3日続伸し、22.07ポイント(1.48%)高の1512.69で取引を終
えた。心理的節目の1500を回復し、1月4日以来、約11カ月ぶりに
年初来高値を更新した。日経平均と同様に昨年末以来の高値となっ
た。

 東証1部の売買代金は概算で3兆3930億円。売買高は28億1860万
株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1414と、全体の71%を占め
た。値下がりは485、変わらずは93銘柄だった。

 政府が無利子融資枠を拡大すると伝わった東電HDはストップ高
まで上昇した。2018年3月期の業績拡大期待が高まった富士通も上
昇が目立った。SMCやヤマハ、セイコーHDも上昇した。

 一方、トランプ次期米大統領が薬価引き下げに言及したことで塩
野義や大日本住友など医薬品株は下げが目立った。電通や明治HD
、昭和シェルも下落した。

 東証2部株価指数は4日続伸し、連日で年初来高値を更新した。
シャープやMCJが上昇し、フライトHDや黒田精が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕



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