今日は、1ドルが113円台中頃にあるのに、株価は1万8765円まで 高騰した。114円台でもなく、孫さんがトランプ次期大統領と会談し ただけで、株価が上がるにはおかしい。根拠無き高騰である。 皆が買いだから、乗り遅れないようにという心理が機関投資家にあ るような気がする。皆が買うので、今が一番上がるし面白い時では あるが、それだけ注意が必要な時期でもある。いつ降りるかでしょ うね。早過ぎると儲け損ない、遅れると大損をすることになる。 素人は、そろそろ降りたほうが良いような気がする。頭と尻尾は機 関投資家にくれてやれでしょうね。素人は欲張らないことである。 徐々に、トランプ氏の外交・安全保障は、ネオコン的になり、中国 との問題が出るような方向で、かつ薬品の売価引き下げなども発言 しているし、ドル高に対する牽制の発言も起こり得る可能性がある。 もし、発言が出ると1ドル=110円割れまで行く。そうすれば、1万 8000円割れになる可能性が高い。 ということで、1万8500円以上では、トランプ次期大統領の発言で簡 単に下落してしまうレベルである。 一度、いつかは下落して、その後、景気が加速したら再度、上げる ような気がするが、どうであろうか? ============================== 東証大引け、年初来高値更新 欧米株高で出遅れ投資家も買い 2016/12/8 15:32日経 8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸し、前日比 268円78銭(1.45%)高の1万8765円47銭で終えた。7日の欧米株式 相場が大幅高となり、東京市場でも先高観から運用リスクをとる動 きが広がった。1週間ぶりに年初来高値を更新し、2015年12月30日 以来の高値を付けた。ソフトバンクが前日に続いて大幅に上昇し、 指数を押し上げた。 7日の米株式市場でダウ工業株30種平均が300ドル近く上昇し、3 日連続で過去最高値を更新した。直近までの相場上昇は短期筋主導 で、出遅れていた国内外の投資家から米国株高をきっかけにした買 いが入った。市場では「ドル建て日経平均はまだ安い水準にあり、 外国人の買いを誘った」(楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ・ ストラテジスト)との声が聞かれた。 JPX日経インデックス400も3日続伸。終値は前日比200.81ポイ ント(1.50%)高の1万3545.11だった。東証株価指数(TOPIX )も3日続伸し、22.07ポイント(1.48%)高の1512.69で取引を終 えた。心理的節目の1500を回復し、1月4日以来、約11カ月ぶりに 年初来高値を更新した。日経平均と同様に昨年末以来の高値となっ た。 東証1部の売買代金は概算で3兆3930億円。売買高は28億1860万 株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1414と、全体の71%を占め た。値下がりは485、変わらずは93銘柄だった。 政府が無利子融資枠を拡大すると伝わった東電HDはストップ高 まで上昇した。2018年3月期の業績拡大期待が高まった富士通も上 昇が目立った。SMCやヤマハ、セイコーHDも上昇した。 一方、トランプ次期米大統領が薬価引き下げに言及したことで塩 野義や大日本住友など医薬品株は下げが目立った。電通や明治HD 、昭和シェルも下落した。 東証2部株価指数は4日続伸し、連日で年初来高値を更新した。 シャープやMCJが上昇し、フライトHDや黒田精が下落した。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕