5817.トランプ政権は反中国か



トランプ政権は、外交・軍事では軍人が中心にいる。このため、強
硬派である。ということで、中国に対しても強い対応をすることが
、徐々に明らかになっている。

1つが、トランプ氏は、台湾の蔡英文総統との10分間の電話会談
を英語でした。これに対して中国の反発に対して、中国の反発を非
難している。

2つに、南シナ海での中国の行動を非難しているし、フリン氏も中
国に強い対応を取る可能性が高い。

これは根本から米中は敵対関係になる可能性が出てきた。レーガン
大統領が、ソ連を悪の大国と言ったのと同じようなことを、トラン
プ次期大統領はいう可能性も否定できない感じになっている。

中国と米国の軍事と経済で冷戦が始まる可能性が高い。

これに対して、ペンス次期副大統領は4日、電話会談は「表敬」で
、米国の対中政策の変更を示すものではないとの認識を示した。

政権内で、共和党政治家と軍人の対立が起きる可能性が高いように
も感じる。

民進党の長島議員がいう世界秩序の混乱が始まる可能性が高いよう
な気がする。

嫌な感じになってきた。

さあ、どうなりますか?


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2016年 12月 5日 13:18 JST 
トランプ氏、ツイッターで中国批判 為替・南シナ海めぐり
[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ次期米大統領は4日、
中国の経済・軍事政策をツイッターで批判した。トランプ氏と台湾
の蔡英文総統との電話会談を非難した中国に対し、融和的なアプロ
ーチをとらない姿勢を示したとみられる。

トランプ氏は「中国が(米企業の競争が厳しくなる)通貨切り下げ
や、中国に入る米国製品への重い課税(米国は中国に課税していな
い)、南シナ海の真ん中での大規模な軍事複合施設の建設を、われ
われに了解を求めてきただろうか。そうは思わない」と投稿した。

トランプ氏は2日に蔡総統と電話で会談。米国と中国が1979年
に国交を正常化して以来、米台首脳が直接接触したのは初めて。こ
れに反発した中国は、台湾を非難したほか、米国に対しても外交ル
ートを通じて「一つの中国」政策が中米関係の基盤だとして抗議を
行っていた。

この問題について、ペンス次期副大統領は4日、電話会談は「表敬
」で、米国の対中政策の変更を示すものではないとの認識を示した。



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