5815.京都紅葉旅行



11月29日から12月2日まで、京都の紅葉を見に行った。行き
帰りともに、ふらっとこだまのグリーン車に乗り行ってきた。

京都にあるクラブのマンションを3泊したが、自炊である。今回は
妻と妻のお姉さんの3人での旅行である。そのマンションは、南禅
寺界隈で無鄰菴の近く、平安神宮にも近いところにある。

29日は、京都駅から石山まで行き、そこで近江牛を買い、山科で
地下鉄に乗り換え東山駅で降り、歩いてマンションに行った。この
日は無鄰菴、永観堂のラントアップを見た。

30日は、朝、南禅寺、永観堂を見て、蹴上駅で地下鉄、バスの2
日乗り放題キップを買い三条駅に出て、京阪電車で紅葉で有名な東
福寺に行く。11月30日まで橋の上からの撮影を禁止と聞いてい
たが、それほどには観光客もいずに、皆が撮影をしている。

紅葉の盛り、少し過ぎているようである。下に分厚いモミジの葉が
積み上がっている。残っているモミジの葉は赤いが葉の枚数が少な
いような気がする。京都に来るのが少し遅かったようである。

次の清水寺には、バスを利用した。清水寺には観光客がたくさんい
て、歩くのも大変。また、中国人や韓国人が着物で散策している。
言葉が違う。清水坂で「天ぷらそば」を食べ清水寺を見て、三年坂
、二年坂を通りねねの道で、疲れてバス道に出るために、細い路地
を通ったが、その路地の雰囲気が京町家風の建物でよかった。

12月1日は、仁和寺を見るために、四条河原町でバスを乗り継い
で行った。仁和寺は観光客が少なくて、庭園も江戸時代に御所を移
築した建物が由緒あるもので、鴨居までの高さが175センチ程度
であり、修学旅行の中学生は頭をぶつけない様に屈んで通る。

庭園も綺麗であるし、一番良いのが観光客が少ないことである。ま
た、12月の年末法会が行われていた。全国にある寺から住職が来
ているという。記念撮影をしていた。その中には女性や外人もいる。
海外も末寺があるようだ。

次に嵐山に行くために、山越中町でバスを乗り継ぐ。渡月橋も観光
客でいっぱいである。ここで「にしんそば」を食べた。蕎麦が美味
しい。

関西はうどんというが、京都はうどんより蕎麦が美味しい。

その後、嵐山の紅葉に期間した公開しない宝厳院に行った。JTB
の旅行パンフレットに良いと書いてあると妻のお姉さんが言うので
、行ってみたが、世界観が違う。紅葉のための庭という感じで、モ
ミジの枝が下草のところまで伸びて赤いモミジの葉と下の緑の苔の
調和が良いし、苔むした岩があり、この岩の緑と紅葉の調和が格別
である。それと知られていないようで、観光客が少ない。

その後、竹林を見に、宝厳院の近くの天龍寺を通らずに、遠回りし
て行った。ここも観光客が多い。次に金閣寺に行くために、山越中
町でバスを乗り継ぐ。

金閣寺も観光客が多く、細い道に溢れている。疲れてしまった。四
条河原町経由でバスを乗り継ぎ平安神宮まで行き、夕飯の買出しで
スーパーに寄り帰る。

12月2日は平安神宮を見て、無鄰菴の裏手にある漬物屋さんで、
お土産の漬物やちりめん雑魚などを買い、100番の急行バスで京
都駅に行き、「おばんざい弁当」を買って、新幹線こだまグリーン
で食べた。やっと京都のおばんざいを食べた。

今回の京都旅行は、紅葉としては遅かったようである。しかし、分
かったのは乗り放題パスが有効で、バス乗り継ぎを覚えると京都で
の移動はバスが一番便利であることだ。

来年も、年2回程度は京都に来てみたい。京都は見るところの密度
が高いので、見飽きないし、まだまだ行きたいところがたくさん残
っている。



コラム目次に戻る
トップページに戻る