5802.トランプ政権はインフラ投資で好景気に



トランプ政権は、インフラ投資で好景気を作り、白人労働者に職を
作り、日本企業の鉄鋼・セメントなどの労働集約産業の工場を米国
に誘致して、産業構造を変えるようである。

既に、米国企業は鉄鋼やセメントなどの企業は脱工業化で潰れるか
、技術を失っている。日本は1セット主義であり、まだ技術が残っ
ているので、海外に工場を建てている。

その日本企業を誘致しないと、最新鋭の工場もできない。というこ
とで日本と米国は、ウィン・ウィンの関係ができることになる。

海外に工場を移転させた米国企業も自国内に工場を建てる必要があ
るが、トランプ大統領は、自国企業の輸入は認めるような気がする。

ということで、ナイキなどは輸入が可能となるのであろう。アシッ
クスは米国に工場を建てる必要が出てくる。

米国は保護貿易と、インフラ投資で好景気になることは確実である。

トランプ大統領は減税で、税収を大幅に減らすことになるが、軍隊
の規模は増やし、インフラ投資はして、オバマケアは廃止するが、
それに代わる社会保障はするとしているので、財政支出は増える。

このため、米国の財政赤字のために、国債を大量発行することにな
り、長期金利が上昇している。

12月利上げはするしかない。低金利をトランプ大統領は批判して
いたので、FRBは、利上げをしないといけない事態である。

そうしないと、短期金利と長期金利の極端なスティーブ化になり、
このため、短期金利も上げないといけないし、来年1年で数回の利
上げが必要になるはず。

今までとは、様相が一新することになる。

しかし、移民の厳格化、技術者の入国制限などで、労働力は増えな
いために、賃金上昇率も大きくなり、インフレもすごいことになる。

知的産業の労働者の多くが海外からの人手であり、この入国ができ
なくなり、知的産業の競争力が落ちることになる。

ということで、この続きは月曜日有料版で述べることにする。

さあ、どうなりますか?



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