5798.天皇制を明治に西洋化したことがいけない



天皇制は、日本古来からの伝統に従った運用をするべきなのである。
明治政府は、天皇の制度を西洋風に改革したことが、以後の天皇制
度を歪にしている。

江戸時代には、天皇は自分の希望や天変地異などで息子などに譲位
して、上皇として存在することが出来たのに、明治政府はその制度
を壊した。平安時代の上皇とは違い、上皇は江戸時代には政治上で
も何も権限はないから、今と同じであるのに、その制度を崩壊した
のである。ドイツなど、参考にした西洋にないからである。

しかし、西洋でもオランダなど進歩的な国は譲位ができるが、その
部分は取り入れていない。

ということで、江戸時代の天皇制度に戻したほうが良い部分は戻す
ことである。

日本の保守党の役割は、日本の江戸時代に戻すべき所を戻すことで
あると思う。今の制度の多くが明治期、西洋化した制度になってい
て、天皇や国民の安寧秩序を壊したことで、現在、問題が起きてい
るように感じている。江戸時代は、気持ちを大切にして制度を作っ
ていることによる。

もちろん、西洋化によって、良い部分もあり、良い部分は残すべき
であるが、欧米化が日本の伝統より非常に良いという考え方は、捨
てるべきである、是々非々で議論をして欲しい。

伝統ということばが、明治後を表しているように感じて仕方がない
。伝統は明治で壊されたという感覚が必要である。

さあどうなりますか?


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 2016年 11月 7日 17:18 JST
退位の是非で専門家から初聴取
政府は7日、天皇陛下の生前退位を巡る有識者会議(座長・今井敬
経団連名誉会長)の第3回会合を首相官邸で開き、会議メンバーと
は別に、皇室制度などの専門家を呼んで初の意見聴取をした。テー
マは、天皇が高齢になった場合の公務負担軽減策や退位の是非など
8項目。7日の5人を含めて月内に3回、計16人を招く。
 この日、意見陳述した平川祐弘・東大名誉教授(比較文学)は「
摂政」活用による公務負担軽減が望ましいとの認識を示し、退位に
否定的見解を表明した。
 古川隆久・日大教授(日本近現代史)は退位を条件付きで容認し
た上で、特別法ではなく皇室典範改正による恒久制度化を求めた。
【共同通信】



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