米国利上げが12月になることが確実視され、大統領はクリントン が確実視され、世界のリスクが徐々に減少してきたし、米景気が上 昇しているために、米株価も米企業の業績が上向いているので、そ れほどには落ない。 東京市場の株価は、今日も上がり、75日線が200日線を上方向 に抜くゴールデン・クロスになり、株式市場は上昇相場になってい る。しかし、企業業績はばらつきが大きく、円高の影響がある企業 が多い。 12月利上げになると、日米の金利差が拡大しているので、ドル高 円安になり、円高がなくなり当面は株価には良い影響をが出ること になる。企業業績も期待できることになる。 しかし、ドル高を米新大統領は、容認しないような動きになるはず。 米国は国内要因から孤立主義的な動きが加速して、ドル高を容認で きなくなる。関税障壁を築く可能性もあり、要注意である。 このため、米国の指導力がなくなり、世界的な指導者が変わること になる。 日本が労働者を受け入れ、自由貿易を推進すると、日本が当面の世 界的な指導国になる可能性がある。ドゥテルテ大統領の反米親日と いうように、世界から日本が好かれている。 安倍首相が提唱している中国包囲網にロシアとフィリピンなど多く のアジア諸国なども賛同している。英国も戦闘機を日本との共同演 習に送り、日本に賛同している。 米国は、核戦争というロシアからの圧力で中東でも撤退に追い込ま れる。米国の撤退が中東やアジアで起こることになる。 そして、米国の代理人としての日本の時代が来る予感がする。問題 は国内の人口減少による国家予算(特に防衛費の増額)を維持でき るかどうかに掛かり始めている。金融政策から構造改革にシフトし て、政府は取り組みを強化するべきなのである。 さあ、どうなりますか?