日本の株価は、17300円までは上昇したが、日銀の金融追加緩和を期 待できなく、現状のままであり、米国FRBも12月利上げで米株価も これ以上の上昇はなく、流動性相場から実績相場に移行している。 日本は、海外からの買いが入れば上がり、なければ現状の水準にな り、売りが出ても日銀の買い入れが有り、現状の水準を維持するこ とになる。 しかし、日銀の買い支えにより面白くなくなったことで、売買代金 は、連日2兆円割れの水準で推移している。 今は、海外からのリスクや国内の業績不振などの要因での価格変動 が大きい相場になっている。 海外のリスクとは、トランプ氏の大統領選挙勝利リスクでほとんど 、その可能性がなくなり、ドイツ銀行の破綻リスクも減少したよう であり、中国の経済破綻リスクも当面はないようである。というよ うに、大きなリスクがなくなった状態である。 米FOMCの利上げによる米国経済停滞のリスクしか現時点では、可能 性がない。そのため、12月利上げは、米国の相場に変動を引き起 こし、米国の12月暴落で日本も米国に引きずられて暴落と見てい る。 それまでは、レンジ相場になり、午前中に下がると、市場は午後、 日銀の買いを期待して上昇することになる。しかし、日銀の買いが ないと失望売りになるという至って単純な市場展開に終始すること で、17500円程度までは行くのではないかも思っている。 さあ、どうなりますか?