5724.富岡製糸場と楽山園への旅行



7月21日、夏の18切符が使用開始になり、世界遺産の富岡製糸
場と、庭園として有名な旧小幡藩の楽山園を見に行った。

7時に家を出て、池袋で7時46分籠原行8時55分着、9時06分高崎行に
乗り、9時39分着、高崎に上信電鉄、9時50分上州富岡行に乗ったが
、途中の吉井駅でトイレに行ったために、次の吉井10時39分下仁田
行に乗り換えて、上州富岡10時54分着。高崎から富岡まで740円。

ワゴンバスが駅前に駐車していたので、聞いたら富岡製糸場前で降
りて製糸場に行けると聞いたので、そのワゴンに乗り込む。徒歩で
も15分ということであるが、今日は相当歩くと思い、歩かなくて済
む所はそれに越したことがないと乗り込んだ。料金100円

製糸場を見学したが、入場料は1000円であり、係りの人が多数いる
ような感じがした。東置繭所では、生糸のできるまでの実演をして
いて、よくわかった。乾燥場、蒸気釜所、鉄水溜などはシートが掛
かり、見えない。

西置繭所も工事中で、その工事の様子を見せるとして別料金200円で
ある。見なかった。繰糸所は、昭和43年まで操業していたので、最
後の機械があり、明治期のものではない。建物は明治期のものであ
るが、機械は新しい。

前に行ったことがある人が、世界遺産かもしれないが、富岡製糸場
は、余り見る価値がないし、2度と行きたいとは思わないと言って
いたが、それを確認した感じである。

しかし、明治期の日本が生糸産業を構築する歴史を知るには良いか
もしれない。映像情報や実演で生糸ができるまでを知ることが出来
るので、子供や近代史を知りたい人にはおすすめである。

工場に感動を期待してはいけない。

富岡製糸場を40分で見て、さて、次にどこに行こうか迷った。1
つには繭を長期保管した荒船風穴、2つには、古墳時代の上野三碑
、3つには、織田氏が治めた小幡藩の街と庭園楽山園であるが、写
真の見栄えは、三つ目の楽山園だろうと思い、3にした。

ということで、歩いて富岡の駅に戻り11時50分高崎行の電車に飛び
乗る。2つ目の上州福島駅で降りて、楽山園を聞いたら、駅から歩
いて25分から30分程度ですというので、歩いた。しかし、40分歩い
ても、それらしい所に着かない。

直後に、養蚕農家群の所に出てきた。家が大きい。2階の部分が蚕
を育てる所である。昔の福島の田舎の家によく似た家が綺麗な小川
に並列に並んでいる。

その後、甘楽(あまら)の道の駅が見えてきた。ここで、昼食をと
り、ビールを飲んだ。今日は24度と涼しいが、歩いたので汗をか
き、ビールがおいしい。

その後、楽山園を見た。芝生がメインの庭園であり、遮る木がない。
池と芝生と低い木が数本あるだけの庭園であるが、山の上にある茶
室から庭園が一望できる。広々として庭園が堪能できる。その感じ
が気持ち良い。このような庭園を見たことがない。今日は涼しいの
で、より強く感じたかもしれない。

普通の庭園は、池と木や花が中心であり、広々とした感じはない。
という意味では、楽山園は庭園の常識の逆を行っている。殿前通り
で、武家屋敷を見て歩いた。

そこを見て、駅まで小1時間歩くのは、この時点で2万歩になって
いて無理と思い、タクシーに乗り駅まで戻る。料金1000円。

上州福島駅で14時47分に乗り高崎15時14分着、高崎15時30分上野行
に乗り籠原16時06分で降り、16時13分平塚行で池袋17時25分、家に
は18時少しすぎに着いた。


富岡製糸場と楽山園

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