5696.暴落から買い戻しへ



今日の日経平均は、15500円で待っていたら、そこに届かず、
反転した。日経レバでも9920円で待ったが届かず。

今日も下落が止まらないと見たが、朝方、下落したが続かず、空売
りの買い戻しが入り上昇に転じたが、16000円付近で、その上
昇も止まり、日銀金融政策会議の決定待ちになったようである。

日銀の追加金融緩和を催促しているような市場の動きであり、もし
、日銀が金融緩和をしなければ、再度、下落に向かうのであろう。
このまま、上昇はないと思うがどうであろうか?

もちろん、追加の金融緩和をすれば、2〜3日上昇するが、英国の
離脱で、世界の経済はどうなるのかの予想が出てこないので、下落
する方向が続くのであろう。

しかし、英国の離脱だけで大きく世界経済の景気に影響するとは思
えないので、離脱が決定したあとは株価が戻る可能性が高いと思う。

さあ、どうなりますか?

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2016/06/15 15:26
東証大引け、5日ぶり反発 売り一巡後に買い戻し、様子見姿勢も
 15日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前
日比60円58銭(0.38%)高の1万5919円58銭で終えた。日米の金融
政策決定を日本時間16日に控えて、売り方から利益確定目的の買い
が入った。日経平均が前日までの4日続落で1000円近く下げ、持ち
高が売りに傾いていた短期筋からの買い戻しが入りやすかった。円
相場の上昇が一服し、輸出関連株にも買いを誘った。

 朝方は売りが先行し、日経平均は100円あまり下落する場面があっ
た。英国の欧州連合(EU)離脱への警戒感から14日の欧米株式相
場が続落し、円が対ユーロを中心に上昇するなど運用リスクを回避
する姿勢が強まった流れを引き継いだ。半面、金融・資本市場の不
安定化を受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政
策決定会合後の記者会見で、中銀による対応策が示されるとの思惑
も浮上し買い戻しを誘った。日経平均が130円あまり上昇し1万6000
円に迫る場面では様子見姿勢が強まった。

 株価指数の算出会社である米MSCIは日本時間15日朝、中国本
土の上海・深センに上場する人民元建て株式(A株)を新興国株指
数に採用するのを見送ると発表した。組み入れ期待が先行していた
ため15日の中国株式相場が下落するとの警戒感がいったん広がった
が、中国の上海総合指数が朝安後に上昇に転じた。これも運用リス
ク回避の動きを和らげた。

 JPX日経インデックス400も5営業日ぶりに反発し、前日比50.89
ポイント(0.44%)高の1万1510.18で終えた。東証株価指数(TO
PIX)も反発した。業種別TOPIXは全33業種中22業種が上昇
した。「保険業」や「輸送用機器」「電気機器」の上げが目立った
。半面、「電気・ガス業」や「建設業」「石油石炭製品」などが下
げた。

 東証1部の売買代金は1兆9253億円と、3日続けて活況の目安と
される2兆円の節目を下回った。売買高は19億3842万株だった。値
上がり銘柄は1032、値下がりは767、変わらずは159だった。

 トヨタやホンダ、日産自など自動車株が朝安後にそろって上昇に
転じて終えた。三井住友FGやみずほFGなどメガバンク株の一角
も買われた。京セラやTDK、日東電など電子部品関連も買われた
。ソフトバンクやソニー、JTも上げた。半面、三菱UFJが下げ
、ファストリ、NTT、KDDIも売られた。ダイキンやJR東日
本、花王も下げた。

 東証2部株価指数は4営業日ぶりに反発した。朝日インテク、ア
ートSHD、象印が上げた。半面、SFP、ヨシックス、TORE
Xが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕



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