中国の徐々に少しづつ攻勢をかける方法は、有名であるが、このサ ラミ作戦を尖閣諸島にも実施している。 この作戦には、限界点を明確にすることが重要であるが、それをす ると、その寸前までは攻勢に出てきて、その次を徐々に行うという 手に出てくる。 戦争を覚悟して、このサラミ作戦を防止しないと、昔のチェンバレ ン首相と同じ失敗をすることになる。 中国は昔のドイツである。徐々に許容範囲を広げていき、領土拡大 を行う。しかし、このような行動に出てくるのは、国内での政治紛 争が起きている可能性を示しているので、国内の政治闘争を見る必 要もある。 戦争をしたくない日本としては、戦争をしても良い中国は難しい国 である。 さあ、どうなりますか? ============================== 中国軍艦、初めて日本の接続水域に 同時間帯にロシア艦までもが ロイター 2016年06月09日 [東京?9日?ロイター] - 防衛省によると、9日午前0時50分ごろ、 沖縄県尖閣諸島周辺の接続水域に中国海軍の艦艇1隻が入った。領海 の外側にある接続水域に、中国の海軍艦艇が入るのは初めて。同時 間帯にロシア軍艦が同じ海域を航行するのも確認されており、同省 は関連を分析している。 海上自衛隊の護衛艦「せとぎり」が、尖閣諸島(中国名:釣魚島) にある久場島の北東の接続水域に入った中国海軍ジャンカイT級フ リゲート1隻を確認した。せとぎりが無線で呼び掛けるなど監視を続 ける中、フリゲート艦は午前3時10分ごろに大正島の北北西の接続水 域を離れ、北へ向けて航行した。 中国海警護局の船が日本の領海や接続水域に入るのはたびたび確認 されているが、中国海軍の艦艇が入ったのは初めて。 一方、同じ時間帯にロシアの駆逐艦など軍艦3隻が、久場島と大正島 の間を南から北へ抜けていくのも確認された。防衛省幹部によると 、ロシア軍艦が接続水域を航行するのは初めてではないものの、中 国軍艦の動きと重なったことから注視している。 いずれも領海侵入はなかった。