今日は、予想したように大幅下落である。終値は前週末比347円 06銭安の1万8883円42銭。朝方は下げ幅が600円を超え る場面もあった。 そして、ハイイールド債の運用をしていた「ストーン・ライオン・ キャピタル・パートナーズ」も償還停止した。かつてリーマン・シ ョックに向けて2007年8月9日に発生(パリバ・ショック)と よく似ている。 この2008年の事態では、1週間強で為替レートは8円/ドル以 上の円高、米国10年債利回りは0.22%の低下。日経平均は 2000円以上、NYダウは1000ドル以上の下落した。 ということは、今後、そレと同じことが起こる可能性がある。 早朝の取引で120.63円付近まで円高になった。 今日は、株安・原油安を嫌気して金融市場全般にリスク回避ムード が広がっていた。 明日以降も続く可能性がある。また、FOMCがどういう決定を行うの か、利上げの延期があるのか、利上げをしても、その後の利上げペ ースはどうなるのか? 年末、大きな波乱が起きた。 さあ、どうなりますか? ============================== 株、一時600円安 よみがえる「危機」の記憶 証券部 宮本岳則 2015/12/14 15:51 利上げの是非を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)が15〜 16日に迫り、世界の株式市場は年内最大の山場を迎える。重要イベ ントを控えた今週の東京株式市場は波乱の幕開けとなった。14日の 日経平均株価は… ============================== 2015.12.14 15:31産経 東京株反落、1万9000円割れ 原油安の悪影響を懸念 14日の東京株式市場は、原油先物安が世界経済に悪影響を及ぼ すとの懸念から売り注文が膨らんでほぼ全面安の展開となり、日経 平均株価(225種)は11月4日以来、約1カ月半ぶりに 1万9000円を割り込んだ。終値は前週末比347円06銭安の 1万8883円42銭。東証株価指数(TOPIX)は21.63 ポイント安の1527.88。出来高は約20億3900万株。 ニューヨークや東京の原油先物安や米利上げ観測を背景に前週末 の欧米株式市場が軒並み下落したことを嫌気し、東京市場も朝方は 下げ幅が600円を超える場面があった。 その後、下落して取引が始まった中国・上海株が一時プラスに転 じて投資家心理がやや改善。外国為替市場で円相場の対ドルでの上 昇が一服したことから、平均株価は下げ渋った。 ============================== 2015年 12月 14日 15:46 JST ドル121円前半、株安・原油安で反発弱い [東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニュ ーヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の121円前半。 早朝の取引で120.63円付近まで下落し、前週末のニューヨー ク市場安値に迫ったが、その後は持ち直し、午後にかけて121円 前半を回復した。 午前は120円台後半で実需の買いが観察されたが、株安・原油安 を嫌気して金融市場全般にリスク回避ムードが広がっていたという。 「インターバンクや投機筋がバイ・オン・ディップス(押し目買い )を控えているので、(ドルの)反発力は弱い」(外銀)という。 正午付近から午後3時にかけては121円前半を中心に小動きとな った。「ある程度ドル買いはあるが、買い上がるかたちではない。 日経平均株価も400円近い下落となっており、(ドルの)上値は 重い感じだ」(国内金融機関)との声が出ていた。 国際エネルギー機関(IEA)が、世界の供給過剰状態が来年に悪 化しそうだとの見方を明らかにしたことを受け、原油先物価格につ いても、2014年央以来で最長となる7営業日続落となっている。 米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて出来高が顕著に低下し ているとされ、株安・原油安を眺めつつ、海外時間も神経質でボラ タイルな値動きとなりそう。原油価格などで波乱があった場合は、 リスク回避の円買いが強まる可能性があるとして警戒されている。 ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY= 午後3時現在 121.17/19 1.0963/67 132.85/89 午前9時現在 120.90/92 1.0979/83 132.75/79 NY午後5時 120.86/87 1.0990/96 132.92/96 (為替マーケットチーム)