5554.日経平均2万円になるか?



朝方は、値下がりで推移していたが、午後からは一転値上がりして
きた。この頃、朝方値下がりすると、午後から一転して買いが優勢
になることが多い。

なにか意図を感じる。政府・日銀が結託して、PKOではなく、PUOを
行っっているように感じる。日銀は、N255が値下がりすると午後から
300億円程度のN255関係のETFを買っている。

この効果が出ている。この効果は2万円を付けた段階で、売りが強
くなる可能性があるので、無用に混乱を大きくしている可能性もあ
る。

2期連続の経済成長率がマイナスで景気後退でも、株価が上がると
いう異常な相場が形成されている。一重に、日銀の買い支えによる
が、実体経済を大きく異なる相場ができているようだ。

要注意である。この異常な状態がいつまで政府・日銀は維持できる
かが問題だと思う。

私は、2万円になった時点で、リスク・オフであり、今からリスク
・オフを行うようが良いと思う。

PERが13倍程度に上昇して、配当利率も3%割れしている株が多く
なり、徐々に値ごろ感を失っている。

ゆうちょ株で儲けた民衆が市場に参入してきたので、終わりが近い。

さあ、どうなりますか?



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東証、続伸 終値1万9924円
2015/11/24 15:06   【共同通信】
 24日の東京株式市場は、手がかり材料が乏しい中で中小型株を
物色する動きが相場の支えとなり、日経平均株価(225種)は5
営業日続伸した。
 終値は前週末比45円08銭高の1万9924円89銭。東証株
価指数(TOPIX)は2・76ポイント高の1605・94。出
来高は約20億6200万株だった。
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2015年 11月 24日 15:25 JST 関連トピックス: トップニュース
日経平均は5日続伸、終値1万9900円台に 後場強含む
[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続伸
。終値は1万9900円台を回復し、8月20日以来3カ月ぶりの
高値水準で引けた。手掛かり材料が乏しいなかで序盤は売りが先行
。短期的な過熱感も重荷となったが、政策期待などを支えに切り返
す格好となった。ただ東証1部の売買代金は約2兆2800億円と
薄商いだった。
日経平均は後場後半に1万9954円00銭まで上昇し、節目の2
万円に接近した。トヨタ自(7203.T)やソニー(6758.T)、村田製作所
(6981.T)などが堅調。業種別では金属製品や建設業、医薬品の上げ
が目立った。一方、メガバンクや携帯3社はマイナス圏で推移。空
運、保険も安い。
日経平均、TOPIXともに上昇となったものの、大型株で構成す
るTOPIXコア30は前週末比0.19%安となった。これに対
し、東証2部総合.TSI2は0.73%高、東証マザーズ指数.MTHRは
2.12%高となっており、全体的に中小型株に物色対象をシフト
する傾向が強まった。
フィリップ証券リサーチ部長の庵原浩樹氏は「商いは細いが、米利
上げのペースが緩やかになるとのFRB(米連邦準備理事会)高官
の発言などが安心感をもたらしているほか、米経済指標もまずまず
の内容。地合いは良好のなか国内では政策期待も加わり、積極的に
売り込む感じでもない」との見方を示している。
個別銘柄ではシャープ(6753.T)が急伸。産業革新機構が同社に出資
し経営再建を支援する条件として、主力取引銀行のみずほ銀行と三
菱東京UFJ銀行による債権放棄案が浮上しているとの一部報道を
材料視し、一時36%強の上げとなった。
また前引け後に期末配当予想を見直し、1株10円に復配すると発
表したワタミ(7522.T)や、自社株買いを発表した堺化学工業(4078.T)
は後場にプラス圏に浮上した。
東証1部騰落数は、値上がり1236銘柄に対し、値下がりが554
銘柄、変わらずが127銘柄だった。
日経平均.N225
終値      19924.89 +45.08
寄り付き    19875.99
安値/高値   19834.76─19954.00
TOPIX.TOPX
終値       1605.94 +2.76
寄り付き     1601.35
安値/高値    1597.91─1608.13
東証出来高(万株) 206209
東証売買代金(億円) 22809.13
(長田善行)


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