5469.朴大統領「南北統一来年にも」が実現する



北朝鮮の金第1書記は、21日午後5時から前線地帯に「準戦時状
態」を宣言の朝鮮人民軍最高司令官命令を発令した。

韓国軍は20日、北朝鮮に向けて数十発の砲弾を発射した。北朝鮮
が同日、韓国側に砲撃したことに反撃した。韓国は10日から南北
軍事境界線付近で北朝鮮を批判する放送を拡声器で流し続けており
、北朝鮮が反発していた。

北朝鮮が本気で戦争をする可能性がある。どうしてかというと、北
朝鮮内で、金正恩第1書記が孤立化している可能性が高い。側近を
多く処刑して、恐怖政治をしていることで、北朝鮮で影響力を持つ
人々が韓国に多数亡命してきている。

このため、いつ北朝鮮が崩壊しても不思議ではないようである。

この情報が入り、韓国の朴槿恵大統領が7月、大統領府での非公式
会議で「統一は来年にも起きるかもしれない」と述べ、南北統一へ
の準備を急ぐよう出席者に求めていたという。

この発言を疑問視している人が多くいたが、本当のようである。

北朝鮮の断末魔のようだ。しかし、少し戦争が起きるようである。
国境近くの工場やソウルなどが砲撃を受ける可能性がある。

勿論、韓国軍は数日で北朝鮮軍を制圧することになる。

しかし、北朝鮮内部崩壊より、戦争を金第1書記は選択する可能性
が高い。

さあ、どうなりますか?


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8:36 - 2015年8月21日47news 
北朝鮮の金第1書記は、21日午後5時から前線地帯に「準戦時状
態」を宣言の朝鮮人民軍最高司令官命令。
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北朝鮮の砲撃に韓国が応射、宣伝放送めぐり軍事境界線付近で
ロイター2015年08月21日 02:29
[ソウル 20日 ロイター] - 韓国軍は20日、北朝鮮に向けて
数十発の砲弾を発射した。北朝鮮が同日、韓国側に砲撃したことに
反撃した。韓国は10日から南北軍事境界線付近で北朝鮮を批判す
る放送を拡声器で流し続けており、北朝鮮が反発していた。

韓国による反撃の後、北朝鮮からの攻撃はない。ただ、韓国国防省
によると、宣伝放送を48時間以内に停止しなければ軍事行動を起
こすとする書簡を送ってきたという。

韓国統一省によると、北朝鮮は韓国を攻撃した直後の20日夕に別
の書簡を送付し、宣伝放送を宣戦布告として捉えるとしながらも、
事態の解決に向けて努力する意思があるとも表明した。

韓国軍当局者は放送を続ける意向を示している。

韓国軍によると、北朝鮮の攻撃は2回で、1回目は午後3時52分
(グリニッジ標準時午前6時52分)に14.5ミリの高射砲1発
が発射され、2回目は午後4時15分に76.2ミリの直射砲が数
発発射された。韓国側の被害やけが人は報告されていない。

韓国政府の報道官によると、朴槿恵大統領は軍高官に対して「(挑
発には)断固対応せよ」と指示した。韓国軍は155ミリ砲弾で反
撃し、最高レベルの警戒態勢を取っている。韓国国防省は「わが軍
は監視体制を強化し、北朝鮮軍の動きを注視している」とのコメン
トを出した。

北朝鮮の国営メディアは、この交戦について報じていない。こうし
た事案で北朝鮮のメディアは通常すぐには反応しない。

韓国国防省によると、北朝鮮の最初の砲撃はソウルの北約60キロ
(35マイル)の非武装地帯(DMZ)西側部分に着弾した。DM
Z近隣の韓国側住民800人近くが避難を命じられた。

南北間の交戦は昨年10月以来。この時は韓国軍が境界線に近づい
た北朝鮮の将兵に警告射撃を実施し、北朝鮮側が応射した。交戦は
10分ほどで死者は出なかった。

今月上旬になってDMZ内で地雷が爆発し、韓国兵2人が負傷した
ことで、両国間の緊張がにわかに高まった。韓国は北朝鮮が地雷を
埋設したと主張し、報復として2004年以来となる宣伝放送を再
開した。北朝鮮は地雷について否定している。

北朝鮮は15日になって、放送を止めるように韓国に要求。続ける
場合は軍事行動を起こすと主張した。17日には北朝鮮としての宣
伝放送を始めた。

米軍と韓国軍は年次合同軍事演習を17日から開始する中で、今回
の交戦は起きた。北朝鮮は合同演習について戦争の準備だと非難し
ている。

1950─53年の朝鮮戦争は平和条約ではなく休戦協定で終わっ
ており、南北両国は事実上の戦争状態にある。

砲撃の報道を受けて韓国ウォンは先物取引で値下がりした。報道は
現物取引が終了した後だった。中心限月1月物は、1ドル=約11
89.8から1192.7ウォンまで上昇した。
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「休戦協定違反」と抗議=韓国軍
 【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部は21日、北朝鮮軍総参謀部
に通知文を送り、北朝鮮軍による砲撃について、朝鮮戦争の休戦協
定や南北不可侵合意に違反した重大な挑発と抗議した。
 また、挑発に対しては「強力に対応する」と警告、「すべての責
任は全面的に北側にある」と強調した。(2015/08/21-11:57)
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北朝鮮、ノドン発射の動き=準戦時状態で緊張高める
 【ソウル時事】聯合ニュースによると、韓国政府関係者は21日
、北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ノドン」や短距離ミサイル「スカ
ッド」の発射に向けた動きを見せていることを明らかにした。北朝
鮮軍は、韓国軍が22日夕までに宣伝放送の中止と拡声器の撤去に
応じなければ軍事行動に出ると警告しており、米韓両軍は警戒を強
めている。
 米韓両軍は、西部の平安北道でノドン、東部の元山でスカッドを
搭載した発射車両が展開されている動きをつかんだという。政府関
係者は「(北朝鮮は)軍事的緊張を高めるため、発射時期を計算す
るだろう」との見方を示した。
 白承周国防次官は21日の国会答弁で、宣伝放送について、「北
朝鮮がわれわれの政治・軍事的要求を聞き入れない限り続ける」と
表明。北朝鮮が今後、拡声器への直接攻撃を仕掛ける可能性が高い
と予測した。
 21日夕には、金正恩第1書記の布告により北朝鮮の前線地域が
「準戦時状態」に突入。南北軍事境界線付近は緊迫した雰囲気に包
まれている。(2015/08/21-17:35)
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恐怖政治と忠誠競争で台頭する軍強行派、実態流す韓国宣伝放送に
過敏反応 
2015.8.20 23:17sankei
 【ソウル=藤本欣也】約5年ぶりに北朝鮮が韓国に砲撃を加えた
。人的・物的被害は出ていないもようだが、韓国では北朝鮮の軍事
挑発に関するニュース一色で、北朝鮮の脅威を改めて国民に想起さ
せる事態となっている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制
では、朝鮮労働党高官らの処刑が続くなど“恐怖政治”が進行、幹
部の“忠誠競争”とあいまって強硬派が台頭していた。
 非武装地帯(DMZ)の韓国側で4日、北朝鮮が埋設したとされ
る地雷が爆発し韓国軍の2人が重傷を負った際、北朝鮮の軍事行動
で韓国軍に人的被害が出たのは2010年11月の延坪島(ヨンピ
ョンド)砲撃以来と報じられた。
 同年3月の北朝鮮による韓国海軍哨戒艦撃沈事件や、延坪島砲撃
を主導したとされるのが、工作機関「偵察総局」の金英哲(ヨンチ
ョル)総局長だ。
 金総局長は今年、朝鮮人民軍の大将から上将に降格されたことが
判明したが、聯合ニュースによると、7月下旬、大将に復帰してい
たことが確認されたという。復帰後の最初の挑発が「地雷埋設」だ
ったと韓国側はみている。
 今回の「砲撃」という強硬対応措置についても、金総局長の影響
を指摘する韓国メディアもある。
 12年に発足した金正恩体制下では、このように側近・幹部がし
ばしば降格し、しばらくしてから復帰するケースが多い。
 金正恩第1書記の最側近とされる黄炳瑞(ファン・ビョンソ)・
朝鮮人民軍総政治局長と崔竜海(チェ・リョンヘ)党書記も役職や
序列が頻繁に入れ替わり、注目された。(1)強力なナンバー2を
作らない(2)忠誠を競わせる−ための人事とされる。
 韓国では今月に入り、北朝鮮の崔英建(ヨンゴン)副首相が5月
に銃殺処刑されていたと報じられた。山林緑化政策に関連し、金第
1書記に不満を示したことが処刑理由という。党組織指導部の金グ
ンソプ副部長も昨年9月に公開処刑されたとみられている。金正恩
体制下では、おじの張成沢(チャン・ソンテク)氏をはじめ、80
人以上が処刑されたといわれており、恐怖政治が広がっているのが
実情だ。
 北朝鮮当局が恐怖政治による統制でしか人心の掌握を図れないか
らこそ、金正恩体制の実態などを拡声器を通じて大音量で流す韓国
の政治宣伝放送に、極めて敏感に反応するといえる。
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朴大統領「南北統一来年にも」 韓国紙報道、北崩壊念頭か
 【ソウル共同】韓国の朴槿恵大統領が7月、大統領府での非公式
会議で「統一は来年にも起きるかもしれない」と述べ、南北統一へ
の準備を急ぐよう出席者に求めていたと、韓国紙、ハンギョレ新聞
が18日、複数の出席者の話として報じた。
 朴氏は「北朝鮮で影響力を持つ人々が亡命してきている」と指摘
。出席者は、北朝鮮の体制が早期に崩壊する可能性があることを念
頭に置いた発言と受け止めたという。
 北朝鮮は、朴政権が北朝鮮の体制を崩壊させ「吸収統一」を狙っ
ていると警戒している。韓国は否定してきたが、発言が伝えられた
ことで、北朝鮮に非難の口実を与えそうだ。
2015/08/18 18:05   【共同通信】



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