5479.来年の参議院選挙に向けての政局



橋下さんがまた動いた。橋下さんとは違う動きをする松野、江田さ
んとは違う考えであり、こうなることは最初から見えていた。

今の民主党は、だた反対するだけの党になり、正常な議論をしない
ことで、世の中に戦争法案という雰囲気を作り、それで民衆の支持
を得ようとしている。

しかし、橋下さんは、正常な安保体制はどうあるべきかの議論をす
るべきであるとしているのに、後で維新の会に入った元みんなの党
や民主党議員たちは、野党再編を主張して、民主党のただ反対する
だけの党に合わせた動きをしている。

これは、おかしいと橋下さんが思うのは、正常な姿でしょうね。

このため、橋下リズムの精神からは、耐えられないと思うはずであ
る。

ということで、議論する野党にするべく大阪維新の会は、分離独立
することになったと思う。政権交代ができる野党にすることでもあ
り、橋下さんの動き方は、今後大きなうねりになると思う。

国民もバカではない。

それを示すのが、安倍首相の支持率が上昇していることでも分かる。
安倍首相の談話は自分の主張を抑えて、国民の良識的な意見にした
ことで、国民は安心したのである。
しかし、野党の非現実的な議論をしているので、支持が自民党に戻
ってしまった。

来年の参議院選挙に衆議院選挙が合わさると、今のような反対党と
しての野党は総崩れになる。そうならないためには、橋下さんのよ
うな現実に立脚した議論をする野党が必要であると、多くの国民は
思っている。

それが、永田町の野党にはわからないようである。

来年の選挙が心配である。

さあ、どうなりますか?


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民主と維新が年内合流を視野に協議へ 
民主党と維新の党が年内の合流を視野に協議に入ることが判明。民
主の岡田代表と、維新の松野代表が近く会談。
2015/08/30 22:53   【共同通信】
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内閣支持率46%に回復、70年談話「評価」42% 本社世論調査 
不支持40%
2015/8/30 22:00日本経済新聞 電子版
 日本経済新聞社とテレビ東京による28〜30日の世論調査で、内閣
支持率は7月の前回調査から8ポイント上昇し、46%に回復した。
不支持率は10ポイント低下して40%。7月は2012年12月の現在の安
倍政権発足後、初めて支持と不支持が逆転したが、8月は再び支持
が上回った。
 内閣支持率が上向くのは4カ月ぶり。支持、不支持とも6月とほ
ぼ同じで、7月の安全保障関連法案の衆院通過を巡る混乱の影響は
続かなかった…
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維新分裂で野党再編加速=復権期す橋下氏、ダブル選次第
 地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長が新党結成を宣
言し、維新の党分裂が決定的になったことで、野党再編の動きが加
速しそうだ。橋下氏に近い維新の「大阪系」は集団離党して大阪維
新に移る見通し。一方、松野頼久代表らは民主党との合流を模索す
るとみられる。
 「永田町の連中に政治を任せられるか。大阪のメンバーが全国の
国会議員を従え、大阪から政治をやる政党をつくりたい」。27日
に離党した際は「党が割れるようなことはしない」と所属議員にメ
ールで伝えていた橋下氏だが、29日の街頭演説では一転して新党
構想をぶち上げた。
 橋下氏が描くシナリオは、(1)11月22日の大阪府・市ダブル
選勝利(2)年内に国政政党旗揚げ(3)来夏の参院選で候補者擁立
し躍進−を順に成し遂げて、再び中央政界へ強い影響力を確保する
狙いがあるとみられる。かねて橋下氏の国政転身のうわさが絶えな
いのはそのためだ。
 焦点は大阪維新に移る議員の規模。維新の党所属議員51人のう
ち、橋下氏に近い幹部は「大阪系」十数人の集団離党を明言してい
る。これ以外に、西日本選出の議員も加わる意向を示している。ダ
ブル選で完勝し、「橋下人気」が改めて証明されれば、大阪維新へ
の参加者は増える可能性がある。
 ◇無所属議員も注視
 民主党は岡田克也代表が28日に松野氏と会談するなど、非大阪
系の取り込みも念頭に接近を図っている。岡田氏は再編に前向きと
されるが、別の民主党幹部は「党を出ていった松野氏とは一緒にや
れない」と突き放しており、合流には時間がかかるとの見方もある。
 一方、他の野党や無所属議員は注視している。次の国政選挙で
「勝てる党」に所属したいとの議員心理からだが、再編の構図はま
だ見通せない。このため、「11月の維新代表選、大阪のダブル選
次第だ」(日本を元気にする会若手)と、維新分裂の行方を見極め
ている状況だ。(2015/08/29-22:07)




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