瀬戸際戦略の北朝鮮に対して、それ以上の瀬戸際戦略で韓国も対応
したことで、金正恩第１書記は、謝るという屈辱的なことになった。
勿論、北朝鮮国内では、謝るという行動を隠して、交渉で韓国に譲
歩させたことにするが、しかし、北朝鮮は今後、瀬戸際戦略をでき
なくなる。
北朝鮮は記念日のパレードで行進させるために最新兵器を平壌に集
めていたことで、前線には旧式の兵器しかなく、戦争ができる状態
ではなかったのに、準戦時体制を宣言して、身動きができなくなっ
た。
この状況を韓国政府は、無人機等で逐次確認していたので、北朝鮮
の脅しを見抜いていたことで、瀬戸際戦術を北朝鮮がとっても平気
で瀬戸際戦術に対応して、それ以上の瀬戸際を作り、脅し返してい
た。Ｂ−５２爆撃機を投入するなどの脅しを逐次投入したし、北朝
鮮の潜水艦５０隻が基地周辺に存在して、韓国海上に入っていない
ことも確認していた。
戦力に大きな差があり、かつ情報収集能力も数段上であり、今の北
朝鮮の動向を逐一把握されているので、瀬戸際戦略が効かなくなっ
ていることが北朝鮮でもわかったようである。
このため、謝るということでしか、北朝鮮は交渉を終わらせること
ができなくなった。交渉中にも北朝鮮の動向を韓国側は知らせて、
無意味であることを思い知らせたようである。
金正恩第１書記の指導者失格が明らかになり、北朝鮮国内で何かの
異変が起きるかどうかが、次の焦点になってきたようだ。
さあ、どうなりますか？
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北朝鮮遺憾の意表明・韓国放送中止へ、南北高官会談合意
2015年 08月 25日 04:51 JST
［ソウル ２５日 ロイター］ - 北朝鮮と韓国の高官会談が２５日
未明、緊張緩和に向け合意に達した。
双方が共同声明で明らかにした。北朝鮮が、韓国兵らが地雷事故で
負傷した件をめぐって遺憾の意を表明、韓国は政治宣伝放送の中止
に同意した。
北朝鮮は「準戦時状態」を解除することにも合意した。双方は関係
改善に関わる広範な問題を協議する場を設けるという。
韓国の金寛鎮（キム・グァンジン）国家安保室長は、テレビ放映さ
れた記者会見で「今回の会談で北朝鮮が地雷による挑発行為をわび
、再発防止や緊張緩和に取り組むと約束したことは非常に意義深い
」と述べた。
ただ、北朝鮮はこれまで地雷敷設を否定、今回の声明でも明確な形
で責任を取らなかった。
今回の合意を米国や国連は歓迎した。米国務省のカービー報道官は
記者会見で「北側の姿勢を行動で判断する。合意を歓迎しており、
朝鮮半島の緊張緩和につながることを望む」と表明。「非常に緊迫
した数日間だった」とも振り返った。
North Korea pulls its scary face