5303.ロシアはゴグとして復活した



昔から気にしている預言書がある。
エゼキエル書の預言で、さらに、私に次のような主のことばがあっ
た。「人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴ
グに顔を向け、彼に預言して、言え。神である主はこう仰せられる。
メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに
立ち向かう。わたしはあなたを引き回し、あなたのあごに鉤をかけ
、あなたと、あなたの全軍勢を出陣させる。それはみな武装した馬
や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ。ペルシヤとクシ
ュとプテも彼らとともにおり、みな盾とかぶとを着けている。」
とある。

ゴグとはロシアのことであることは、間違えない。そして、ペルシ
ャとはイランのこと、クシャとブテは、エチオピアとリビアのこと
である。このような組み合わせでイスラエルに攻め込むというので
あるが、これが現実になる日が近いように感じる。

ロシアは、中国の経済支援の下、中東の石油を確保するために、イ
スラム国への攻撃として、シリアを支援して、今、ウクライナ東部
に展開する非正規緊急展開部隊を次の戦争地として、派遣するはず
である。

彼らは、戦争がないと失業するので戦争が必要なのである。チェチ
ェン紛争には、正規軍ではゲリラ戦に対応できずに、ロシアは非正
規軍を作り、それを活用してチェチェン紛争でゲリラに勝利した。

しかし、彼らを正規軍に編入できずに、次々と戦場を作り、展開し
てきた。南オセチアなどやウクライナ東部、沿ドニエストル共和国
などであるが、とうとう、次の戦場をロシア近傍ではできなくなっ
たので、同盟国のシリアに派遣することになる。ロシアの海外基地
タルトース防衛のためとの名目である。

もし、ロシア近傍のロシア人居住地域とすると、バルト3国になり
、NATO加盟国であるので欧米との戦争になってしまうので、流石に
プーチンもそれはしない。

この時、イスラム国とイラク軍として戦うのはイラン国防軍が主体
であり、このエゼキエル書の預言が現実化することになる。リビア
にもイスラム国があり、イスラム国と同盟関係あるボコハラムに対
応してエチオピアも軍を派遣する。このように各地のイスラム国と
テロ集団との戦争に勝ち、そのまま、イスラエルに進撃してくる可
能性があるということのようである。

ノストラダムスの預言書にもあり、非常に心配な状況になってきた。

ハルマゲドンとは、アルマゲドンであり、イスラエルの都市の名前
であることから、昔から気になっている。

さあ、どうなりますか?


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ウクライナ元首相、「プーチンの野望」を告発
「プーチン大統領はEU解体を目指している」
ユーリヤ・ティモシェンコ :元ウクライナ首相 2015年03月08日TK
顔をマスクで覆い、軍隊バッジを取り外したロシア軍部隊がクリミ
アに侵攻して以来、ほぼ1年を経て、新たなウクライナ停戦合意がミ
ンスクで署名された。この間、何千人ものウクライナ人が殺害され
、さらに何十万人もの人が自国内で避難民と化した。
ロシアがウクライナを編入する企てを表明した頃、私は投獄されて
いた。ヤヌコーヴィッチ前大統領はクレムリンと協調しており、私
の幽閉生活は、彼の追放を要求する何百万というウクライナ人の勇
気のおかげで終了した。しかし、獄中生活が終わったのは、母国に
対する戦争が始まったからで、自由の身になったとはいえ、後味の
悪いものであった。
ドンバスは依然として爆撃を受けている
ミンスク合意が、2014年9月に現地で結ばれた合意とは違って成功す
るという、見込みのない希望を持たずにはいられない。ドンバスの
住民は、依然として包囲されロシア軍部隊らの爆撃を受けており、
正常な生活を取り戻す必要がある。
クレムリンに約束を果たす意志があるかどうかの判断材料として、
ウクライナ初の女性戦闘機パイロット、ナディア・サフチェンコ氏
をロシアが解放するか否かがある。彼女は2カ月超にわたり、私が投
獄された理由よりも滑稽な罪での、明らかに不当な投獄に抗議する
ため、ロシアでハンストを行っている。
ウクライナとそのパートナーは、最新のミンスク合意が破綻した際
の、明確な戦略と行動計画を準備しておく必要がある。これには、
ウクライナ軍に対する大規模な防衛支援が含まれる。
法の支配を真剣に考えるならば、ハーグの国際刑事裁判所において
、クレムリンの指導者たちについて、数多くの戦争犯罪、および彼
らの軍隊がウクライナで起こした人道に対する罪で裁くべきである。
クリミア侵攻以来、ロシアは継続的かつ深刻に、国連憲章や数多く
の国際条約、国際人道規範に違反している。
ウクライナでの激震は、欧州に延びる危険な断層線もあらわにした。
プーチン大統領は、ウクライナが、西側を混乱させ分割に至らせる
理想的なツールであることを見いだした。
実際にこの1年われわれは、欧州が武力侵略行為に対し、明確な対決
姿勢をとるのに難渋している様子を信じがたい思いで見てきた。マ
レーシア航空17便の、反政府勢力支配地域上での撃墜(この行為で
搭乗者298名全員が死亡)がなかったとしたら、米国および欧州連合
(EU)が経済制裁プログラムに同意したかどうか、疑わしい。
ロシアが露呈した第1の断層線は、欧州における旧ソビエト圏の国々
に見られる。ポーランドやバルト諸国など、一貫してロシアの行動
を非難し、しっかりとした対応を要求している国がある。しかし別
の国では、指導者たちは早々にロシアの侵攻やクリミアの併合を弁
護し、あるいは単にロシアは強力すぎて太刀打ちできないと主張し
た。
欧州でも同様の動きか
そして、欧州でも同様の動きが生まれている。大陸のユーロ懐疑政
党の左派・右派双方が、EUが解散したら設立しようとしている反自
由主義政権のモデルとして、プーチン大統領の権威主義的ナショナ
リズムを支持している。
実際、クレムリンはこれらの政党の多くに資金提供をしている。そ
して欧州の政府は、プーチン大統領がEU解体のために、支持をカネ
で買っていることを、手放しで認めているように思える。
ギリシャの財政的問題ではなく、ウクライナで起こることが、欧州
および環大西洋連合が持続できるか否かの究極のテストである。ウ
クライナから延びる断層線は、欧州での戦後の和平および繁栄を支
えてきた、根本的な価値を台なしにするものだ。ウクライナの和平
が成し遂げられない場合、われわれの国境をはるかに越えて、こう
した価値自体の解体が引き起こされる。そして、分断された西側諸
国は持ちこたえられない。今が行動を起こす時である。
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ウクライナ停戦合意、履行なければ対ロ追加制裁の用意=米国務次官補
2015年 03月 5日 05:00 JST
[ワシントン 4日 ロイター] - 米国務省のヌーランド次官補
(欧州・ユーラシア担当)は4日、ウクライナ東部で停戦合意に反
する行為がさらに見られた場合、ロシアに対し一段の制裁措置導入
を検討するため、米国の当局者が今週、欧州を訪問していることを
明らかにした。
同次官補は下院外交委員会の公聴会で、ウクライナ東部では現在も
親ロシア分離派による攻撃の懸念が払しょくされていないとし、前
月に独仏などの仲介で停戦が合意された後も、100件以上の違反
があったと指摘。
「米国の制裁担当チームは今週、欧州を訪問している」とし、停戦
合意がさらに破られれた場合、ロシアに対する追加制裁導入につい
て米国と欧州が歩調を合わせることが重要になると述べた。
また、オバマ大統領がウクライナ軍への兵器供給の是非について、
関係部局に助言を求めたことも明らかにした。
そのうえで、ロシアは前年12月以降、数多くの軍事機器をウクラ
イナの親ロシア派に供給してきたと指摘。「ロシアの供給に直接対
応する機器類の種類の選別を含め、(ウクライナ軍に兵器を供給す
る)問題はまだ内部で検討段階にある」と述べた。
同次官補は、ウクライナはこれまでも諸外国から兵器を取得しよう
としたものの、同国から打診を受けた国は米政府がウクライナへの
輸出を承認するのを待っていると説明。「ウクライナが要請したも
のの多くは、米国が輸出を許可するまで供給できない状態になって
いる」と述べた。


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