5254.江戸の技術史:和算



江戸の技術史を3回シリーズで講演しているが、その一回目の和算
についての講義のデジメ。

1.科学・技術史全般〜江戸の位置づけ〜
 ・明治期の発明など
 ・お雇い外国人主導の工事
 ・なぜ、欧米技術に急速で追いついたのか?
 ・江戸時代、技術開発には制限がある
 ・歌舞伎の廻舞台
 ・江戸時代科学技術の特徴
2.和算
 ・日本の数学事始め
 ・大宝律令(701年)
 ・大学寮の算生が従事した業務
 ・平安時代以降の算術
 ・中国の数学の発展
 ・算木
 ・算木と盤 
 ・江戸時代の『塵刧記』以前
 ・そろばん
 ・『塵刧記』 、『新編塵刧記』
 ・なぜ寺子屋ができたか?
 ・寺子屋について
3.和算の発展
 ・和算発展の基礎
 ・遺題継承図
 ・『塵刧記』以後
 ・沢村一之の遺題
4.関孝和の時代
 ・関孝和
 ・関孝和の本
 ・「発微算法」に隠した部分あり
 ・点竄術(てんざんじゅつ)
 ・代数記号
 ・傍書法での記述
 ・円周率の近似値
 ・活用算法 
 ・ホーナー法
 ・ニュートンの補間公式 
 ・パップス・ギュルダンの定理
 ・増約術:エイトケン加速
 ・関孝和の業績と中国算学との関係
 ・関孝和以後
 ・解伏題之法
 ・行列式の比較
 ・『研幾算法けんきさんぽう』
 ・建部賢弘
 ・和算の性格
 ・安島直円(あじま・なおのぶ)
 ・会田安明(あいだ・やすあき)
 ・和算の学習
 ・家元制度とシステム
 ・私塾
 ・関流の確立(山路主住)
 ・私塾での教育
 ・免許皆伝
 ・算額奉納の理由
 ・算額の現存数
5.幕末
 ・欧州の数学書
 ・長崎海軍伝習所
 ・幕府派遣オランダ留学生
 ・沼津兵学校
6.明治時代
 ・明治初期の数学
 ・洋算の採用
 ・姿を消す「和算」と「和算家」
 ・和算から洋算へ

和算では、関孝和の業績が大きい。





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