5230.大阪、食べ歩き紀行



リゾートクラブが6室ほど買い取った滋賀県の琵琶湖湖畔のホテル
に泊まり、大阪を歩いてきた。リゾート・クラブで食事を自分で作
ることが基本のマンションとは違い、ホテルに運営も任せているの
で、ホテルライフが楽しめる。ボーイも呼べば来てくれる。このよ
うなホテル滞在は、ここだけである。

このホテルは、琵琶湖で3番目大きなホテルであり、一番はプリン
ス・ホテル、2番目は、琵琶湖ホテルであるという。できて20年
が過ぎている。客室数は165室で、そのホテル内ですべてが揃う
が、高い。隣にスーパーやレストランがあるが、2倍から3倍もす
る。格としては一流なのであろう。しかし、客が少ないのに従業員
が多い。しかし、マンション生活に比べて数段快適である。

ホテルとしてもリゾート・クラブの客がいるだけで、賑わいが出る
し、ホテル内の施設を利用すれば、売上も立つと見たと思うが、我
々は、隣のスーパーで安い食材を買い、調理して食べた。我々は、
いい客ではないようだ。

このホテルを足場に、大阪や京都を見に来た。琵琶湖を見ようとは
していない。朝は近くの駅までバスがあるが、その最初の出発時間
が10時である。夕方は18時が最終ということで、その時間まで
帰らないと、地元の路線バスかタクシーになる。しかし、この路線
バスも19時で最終である。交通の便が悪いのが難点である。

ということで大阪で、いろいろな番組に出た店を歩くことにして、
まず、豊中のぶっちぎり寿司に行った。ここはガイアの夜明けで放
送された銘魚を食べさせる店として紹介されていた。

銘魚とは、あまり取れず、または調理がしにくい魚で、このため、
地元の漁師が食べるか、捨てていた魚であり、これをぶっちぎり寿
司は買い取って、寿司にしているという店である。

店は、阪急宝塚線庄内駅の近く、ダイエーが目の前のアーケード街
の中にある。店に入ると平日なのか、それほどには混んでいない。

店の人に、テレビで見てきた。今日入荷の銘魚を聞いて、それを注
文した。ウツラハギ、ヒメジなど5種類である。それと赤出汁を食べ
、おなかがいっぱいになったが、2人で2000円しか、かからな
い。

聞いたら、銘魚は1皿110円か200円であり、安いのである。

次に向かったのが、黒門市場での活ふぐを店前で食べさせる店であ
り、こちらもガイアの夜明けで紹介されていた。しかし、おなかが
いっぱいで、歩くことになった。ということで阪急十三駅で京都線
に乗り換え、淡路駅で地下鉄堺筋線に乗り換え、天神橋筋6丁目駅
で降り、天神の商店街を歩いた。日本で一番長い商店街であり、端
まで歩くと1時間程度かかる。ここを歩いた。古本屋ではしばし眺
めた。

天神の商店街が終わることにある大阪天満宮に行き、天神橋筋から
堺筋に移ろうとしたら、そこに辻学園を発見した。そしたら24日
であり、クリスマス・ケーキが売り出されていた。また、そこでケ
ーキとコーヒーのセット400円で安いので、食べるしかない。

そのまま堺筋を歩いて、日本橋の黒門市場へ、そこでまた番組で紹
介されていたふぐの店を探した。しかし、ぶぐを売る店は多いが、
番組に紹介されていない店のフグは6000円とか8000円と高い。

ないのかなと思っていたが、ちょうど真ん中にあった。そこでふぐ
のテッサ(900円)を食べる予定であったが、おなかがいっぱい
で買い帰り、ホテルで食べた。美味しいし安い。番組で紹介されて
いた通りである。

旅番組で、いろいろなところで食べ歩く番組を見ているが、それと
同じことをしようとしても、そうは食べられないことが分かった。

2日目は妻が嵐山を見たいというので、京都・嵐山に行った。トロ
ッコ列車にも乗ったが、18チップでいろいろなローカル線に乗る
と、川沿いの渓谷を走るが、それと同じである。あまり感激はしな
かった。帰りはJR馬堀駅に出て普通の電車に乗った。



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