5205.感想:国債の償還に対する見方



感想:国債の償還に対する見方
 Iwaoji

「5202.日本国債の償還方法はどうするか?」の記事である、
「日本国債の償還方法はどうするか?」について、感想なんですが
、著者は、二つの方法しかない、と言って、それを過去のイギリス
とフランスの例にとっていますが、どうして過去にしか解決方法が
ない、というのでしょうか? 

例えば、日本発の非常に画期的な発明が工業化され、産業化されて
言った場合、巨大な収入などから税収が巨大となり、その結果とし
て可なりの年月がかかったとしても(半世紀とか)、償還は可能だ
と思いますけど。 

例えば、 
1.超長命的な医学上の発見とその産業化・・・iPS細胞を含む 
2.新しいエネルギー源の発見とその産業化・・・空中から電気を
取り出すことで、半永久機関の発明など 
3.クールジャパンの拡大化で、観光立国をしのぐ、世界文化日本
化というか、全世界のジャパン化、全世界が日本を師匠とし先生と
して学ぶような状況の発生、つまり全世界的ジャパンブームの恒常
化の出現。 

これは、既に始まっている状況でありますから、この状況が進化す
る際には、上記の事も夢ではなくなります。その際は国債の償還が
できるどころの話しではなくなるでしょう。 

今までの流れがこれからも継続する、と考えるだけでは、今回のよ
うな記事内容になるでしょうが、今までの流れはそのまま継続する
ことは無い、と見ています。今回私が書いたような可能性がかなり
大きくなりつつある、と私は見ています。 

韓国の経済はつぶれます。中国のバブルも弾けますね。 
残るのは日本です。 

また、日本経済がそのようにして拡大して行けば、国債ではなく、
「政府発行通貨」で

財源を確保するようにすれば、あるいは政府発行通貨を日銀が買う
ことにすれば、これ以上の国債発行はしなくて済むようになるでし
ょうし、それでインフレとなっても、経済の発展・拡大で、国民の
収入も拡大しますから、生活上は問題とならず、結果的には、なん
らの問題にもならない、となりましょう。 
またそれが結果的には、記事の中のイギリスの例にみられる状況と
なり、今の国債は問題とならなくなり、時間の経過とともに、消滅
することになるでしょう。 
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(Fのコメント)
Iwaojiさん、感想のことが有料版の最後に書かれていることですね。
詳しくは、有料版のために言えませんが、日本独自の発明が今後、
どんどん出てくれば、特許に守られて当分利益率が高くなり、税収
は上昇するはずです。

今の競争的な工業製品は、中国や新興国が安く作るので、いくら円
安にしても、それほど儲からないでしょうから、日本が先頭に立っ
て、新しい文明に転換して、その商品を売ることでしょうね。

こうなると、フランスとの戦争後の英国の繁栄と同じことになるよ
うに思います。

このため、日本は新しい社会的な仕組みを構築できるので、平等な
社会を作ることだと思います。言い換えれば、欧米的な競争社会か
ら共生社会になると見ています。

しかし、今のアベノミクスではそうなりませんね。そこが問題なの
です。文明の転換を意識していないし、小手先で危機を乗り越えよ
うとしている。これではダメでしょうね。





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