浜田教授がプロジェクト・シンジケート誌に「Is Abenomics Working?」 を書いている。日本の雑誌に載せたら、大騒ぎになるが、英語の論 文を日本人は読まないから、問題視されないので、あろう。リンク は最後。 この中で、直近のGDPがマイナス6.8%になったが、雇用は増えて いる。金融の量的緩和政策が成功しているのは否定できないが、し かし、インフレが進み、金融政策の効果が相殺された。 日本のリーダは、第1、第2の需要サイドからの供給サイドの第3 の矢に政策の重点をシフトする必要がある。第3の供給サイドの矢 で需要サイドの効果を損なうことなしに、初期の目標を達成できる。 日本に外国の労働者を入れることや、専業主婦を労働に参加しても らうなどの政策が必要である。 その他に、規制緩和や法人税減税などである。という。 第3の矢の部分は、私の少し主張とは違うが、前半部分は同じであ る。 世界的に有名で学識ある経済学者と私の同意見であることで、私に 批判的な人のほうが、経済的に素人であることがわかる。Is Abenomics Working?