5112.エボラ「過小評価」で対応が遅れている



エボラ出血熱の流行と対応する薬がないことを見ると、日月神示の
言葉を思い出す。

それは、「今に病神の仕組にかかりて臣民苦しむ時が近づいたぞ、
病はやるぞ、この病は見当とれん病ぞ、病になりていても、人もわ
からねば我もわからん病ぞ、今に重くなりて来るとわかりて来るが
、その時では間に合わん、手遅れぞ。」(地つ巻16帖)

と、黙示録の時代にわからない病気の流行を警告している。

どうして、黙示録の時代とわかるかというと、この文章の前に、「
世界が唸るぞ。陸が海になるところあるぞ。」となっているからだ。

世界保健機関(WHO)も、西アフリカで感染が広がっているエボ
ラ出血熱について、「(事態が)過小評価されている」と警告する
声明を発表し、続いて、エボラ出血熱の感染が広がっている西アフ
リカのシエラレオネの活動拠点から、医療スタッフを一時退避させ
たと発表した。

そして、アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)でも別のエボラ出血熱
が流行しているという。

このため、エールフランス航空は、仏政府の要請を受け、西アフリ
カ・シエラレオネへの運航を停止した。

このようなエボラ出血熱の流行に、対処する未承認のエボラ治療薬
「ZMapp(ズィーマップ)」があるが、生物化学兵器攻撃に対処する
ために作られた薬であり、この在庫が少なく、大量の製造もできな
いという。そして、開発元である米「マップ・バイオファーマシュ
ーティカル」は、今月、全ての利用可能な在庫を西アフリカに送っ
たと発表した。

このため、現在利用できる薬として、季節性インフルエンザの治療
薬として認可されている日本の富山化学の「ファビピラビル(商品
名・アビガン)」しかないようである。

「エボラウイルスとインフルエンザウイルスは同じタイプであり、
理論上、同様の効果がエボラウイルスに対しても期待できる」、と
富士フイルムの広報担当者が語っているが、まだ、エボラ治療薬と
しての臨床試験について、米食品医薬品局と協議中であり実施して
いない。

しかし、ファビピラビルの強みの一つは、豊富な在庫量だ。広報担
当者によれば、同社には患者2万人分以上のストックがあるとのこ
とだ。

ということで、菅官房長官は25日の記者会見で、エボラ出血熱への
効果が期待される日本製のインフルエンザ治療薬「ファビピラビル
」について、世界保健機関(WHO)からの要請や、医療従事者から緊
急の要請があった場合には、日本の国際協力の一環として、企業と
協力して提供する用意がある、と発表した。

黙示録の時代、日本が世界に出て、世界の問題を解決する仕組みに
なっていると、日月神示は言っている。

立替えは、イスラエルが行い、立直しは、日本がすることになって
いる。日本が世界から注目されるようになるはず。

さあ、どうなりますか?


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エボラ「過小評価」とWHO警告…収束には半年
2014年08月23日 21時03分Yomiuri Shimbun
 【ヨハネスブルク=上杉洋司】世界保健機関(WHO)は22日
、西アフリカで感染が広がっているエボラ出血熱について、「(事
態が)過小評価されている」と警告する声明を発表した。
 ロイター通信によると、WHOのケイジ・フクダ事務局長補は同
日、リベリアの首都モンロビアで記者会見し、「(収束には)6〜
9か月かかる」との見通しを示した。
 WHOによると、エボラ出血熱の死者は20日時点で1427人
で、疑い例も含めた感染者は2615人。そのうち、約2000人
はリベリアとシエラレオネに集中しており、まだ当局が把握してい
ない感染者も多数いるとみられる。
 しかし、両国では医師が不足している上、二次感染により閉鎖す
る医療施設が後を絶たないという。
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コンゴでもエボラ熱=西アフリカとは「無関係」
 【キンシャサAFP=時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)
のカバンゲ保健相は24日、同国内で採取した8検体を検査した結
果、2検体がエボラ出血熱の陽性反応を示したと明らかにした。た
だ、西アフリカ諸国でのエボラ熱の感染拡大とは無関係という。
(2014/08/25-05:56)
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エボラ熱患者が帰国=ロンドン市内の病院に隔離−英
 【ロンドン時事】西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱に感
染した英国人医療関係者の男性が24日、英空軍輸送機で帰国し、
直ちにロンドン北部の病院の隔離施設に収容された。BBC放送が
伝えた。
 男性は特殊な救急車に乗せられ、パトカーの先導でロンドン郊外
の空軍基地から病院まで運ばれた。保健省報道官によると、この男
性は「現時点で深刻な症状ではない」という。今回のエボラ熱流行
で英国人の感染者は初めて。(2014/08/25-09:42)
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WHOスタッフが退避=専門家のエボラ熱感染で−シエラレオネ
 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は26日、エボラ出
血熱の感染が広がっている西アフリカのシエラレオネの活動拠点か
ら、医療スタッフを一時退避させたと発表した。WHOの防疫専門
家が感染した事態を重視し、スタッフの安全確保のために検査活動
を休止する。(2014/08/27-05:30)
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エールフランス、シエラレオネへの運航停止
2014年8月28日01時17分
 [パリ 27日 ロイター] - エールフランス航空は27日、
仏政府の要請を受け、西アフリカ・シエラレオネへの運航を停止す
ると発表した。
 仏政府は同日行った閣議でエボラ出血熱の感染をめぐり協議し、
シエラレオネの首都フリータウンへの運航を停止するよう求めた。
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エボラ出血熱:医師らに感染拡大 WHO「未曽有の状況」
毎日新聞 2014年08月27日 20時44分
 ◇120人超死亡
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカで猛威を振るうエボラ出
血熱感染で、医療関係者への感染拡大が深刻な事態となっている。
世界保健機関(WHO)はこれまでに240人以上の医療関係者が
発症し、120人以上が死亡したと発表、「高い割合での感染を含
め、未曽有の状況だ」としている。
 WHOは医療スタッフに感染が広がっている理由について、身を
守るための手袋やマスクなどの物資の不足などを挙げる。現地で一
般的なマラリアなどの病気とエボラ出血熱の初期症状が似ているた
め、治療当初に防護措置を行わないことも感染拡大につながってい
るとみられる。
 過去の感染拡大は主に人口の少ない農村部で、感染拡大を防ぐの
が比較的容易だったが、今回は首都を含む大都市部でも増えており
、感染が未確認状態の多数の患者の治療に当たることで、スタッフ
の感染確率が高まっているという。
 ロイター通信によると、WHOは26日、シエラレオネ東部カイ
ラフンの検査施設から一時的にスタッフを撤収したと発表した。
WHOのセネガル人専門家が感染したことを受けた措置で、感染封
じ込め対策に支障が出る可能性がある。
 また、カナダ公衆衛生庁は同日、シエラレオネに派遣している3
人のスタッフを撤収すると発表した。スタッフが宿泊しているホテ
ルから感染者が出たためという。
 WHOは感染が拡大するギニア、リベリア、シエラレオネでは、
10万人に対し医師の数が1人か2人しかいないと見積もっている
。医療環境の不十分さに加え、医療スタッフへの感染が広がってい
ることで、現場のスタッフへの負担が高まり、感染封じ込めはさら
に困難になっている。
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日本のエボラ未承認薬、「要請あれば提供」と政府方針 在庫多く
海外注目
更新日:2014年8月26日newsphere
 菅官房長官は25日の記者会見で、エボラ出血熱への効果が期待さ
れる日本製のインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」について、
世界保健機関(WHO)からの要請や、医療従事者から緊急の要請があ
った場合には、日本の国際協力の一環として、企業と協力して提供
する用意がある、と発表した。
【感染拡大が止まらない。さらに、別個のエボラウイルスの出現も
確認?】
 WHOの22日付発表によると、西アフリカでは20日までに、エボラ出
血熱による死者数は1427人、感染者数は疑い例を合わせて2615人と
なった。
 24日には、アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、西アフリカとは
別のものと見られるエボラウイルスが確認された、という発表があ
った。エボラ出血熱により医療従事者5人を含む13人が死亡したと見
られると、同国のカバンゲ保健相が発表した。また、読売新聞によ
ると、コンゴの赤道州では、エボラ出血熱と似た症状での死者が、
ここ数週間で約70人出ていたという。
 アルジャジーラ・アメリカによると、1976年に初めてエボラ出血
熱が(スーダンと同時期に)コンゴで発見されて以来、同国ではこ
れまで6回の集団発生があり、その犠牲者数は合計760人を超えてい
るという。ちなみに、同国赤道州にはエボラ川が流れており、それ
が名前の由来となった。
【イギリス人初の感染者。ZMappの在庫がない中、ファビピラビルへ
の期待が高まる】
 24日、シエラレオネの医療施設で働いていたイギリス人男性の、
エボラ出血熱への感染が確認され、イギリス人では初の感染者とな
った。英テレグラフ紙は、この男性が治療のために母国に航空搬送
された折、菅長官が、緊急の要請には応じる用意がある、と表明し
たことを、期待を込めて報じている。というのも、同紙によると、
「現在、エボラ出血熱に対する、入手可能な治療薬やワクチンは存
在していない」からだ。
 アメリカ人の医師ら2人が、先日、エボラ出血熱に感染した際は、
未承認のエボラ治療薬「ZMapp(ズィーマップ)」が投与された。そ
の後、2人は容体が回復し、すでに退院している。もっとも、これが
薬の効果によるものなのかははっきりしない、とAP通信は伝えてい
る。同薬は、感染したスペイン人神父にも投与されたが、こちらの
患者は死亡した。
 しかし、このZMappは、すでに在庫がなくなっているという。テレ
グラフ紙によると、開発元である米「マップ・バイオファーマシュ
ーティカル」は、今月、全ての利用可能な在庫を西アフリカに送っ
たと発表した。アルジャジーラによると、それらはリベリアで、ア
フリカ人医師3人を治療するために使用されたとのことだ。AP通信な
どによると、リベリアのブラウン情報相は25日、そのうち1人が死亡
したと発表した。
【ファビピラビルがエボラ治療薬として期待される理由とは?】
「ファビピラビル(商品名・アビガン)」は、富士フイルムホール
ディングス傘下の富山化学工業株式会社が開発した。日本では3月に
、新型インフルエンザと再興型インフルエンザの治療薬として認可
された。アメリカでは現在、季節性インフルエンザの治療薬として
の臨床試験が進んでいる。
「エボラウイルスとインフルエンザウイルスは同じタイプであり、
理論上、同様の効果がエボラウイルスに対しても期待できる」、と
富士フイルムの広報担当者が語っているとAP通信は伝える。
 ファビピラビルの強みの一つは、豊富な在庫量だ。広報担当者に
よれば、同社には患者2万人分以上のストックがあるとのことだ。テ
レグラフ紙とAP通信が伝えている。
 またZMappの場合、実際に患者に投与されるまで、一度たりともヒ
トでの臨床試験が行われていなかったと、AP通信は伝えている。フ
ァビピラビルの場合は、インフルエンザ治療薬としてではあるが、
すでに臨床試験例がある。AP通信によると、エボラ治療薬としての
臨床試験について、米食品医薬品局と協議中であると、広報担当者
が語ったという。
【未承認薬の使用をめぐってWHOで進む協議】
 WHOは現在、エボラ出血熱の感染拡大に対応するために、試験段階
にある未承認薬の使用をめぐって検討を続けている。11日には医療
倫理の専門家による諮問委員会を招集した。そして12日、現今の状
況下では、条件が満たされた場合には、効果や副作用が現段階では
未知数であっても、倫理的に問題ないという合意に達した、との声
明を発表した。また9月初頭には、実際の使用を視野に入れた、100
人以上の専門家らによる大規模な会合が開催される予定だ。
 菅長官は、政府として、WHOの議論を注視していく、と語っている
。しかしながら、WHOの結論が出る前であっても、緊急の場合には、
一定の条件の下で個別の要請に応じる用意がある、とも表明した。
一歩踏み込んだ対応と言えよう。



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