5039.国道294号について



国道294号について  國井

東北整備局御中
 
当地は、白河市大信です。
 
国道294号が当地区を縦断しています。
同国道の整備が散見しますが、住民にとっては、何ら寄与するもの
ではありません。
勿論、当地区を通過するだけの産業車両にとっても同様のことが言
えます。
 
その原因は、何か、
それは、都市計画の基本に則っていないからです。
即ち、産業道路と生活道路の峻別がされていないからです。 
 
会津若松の49号までは、
勢至堂トンネル、黒森トンネル、江花バイパス等々と改良が進んで
います。
勿論、隣村の天栄村のバイパスが建設されて久しいです。
 
これらの整備と共に産業車両の通行量も富みに増えて来ています。
同時に、
夏には、モーターボートを牽引した猪苗代湖に向かう車両、
冬には、スキー板を屋根に積んだ車両。
勿論、当地を通過するだけの一般車両も多くあります。 
 
産業道路と生活道路を別けないで、現道の改良(改悪)のみを行っ
ています。
 
カーブの外側の居宅を移転させ、カーブをより、きつくして、内側
の居宅をその儘にし、見通しを悪くして事故が多発してい
ます。
同個所では、死亡事故も発生していますが、極論するならば、係る
工事は、殺人行為とも言えます。
白バイも事故を起こしています
 
愛宕下と言う個所では、カーブの内側をの居宅を立ち退かせていま
すが、居宅の横を通過するように行えば、済む事であって、
それにより、白河方面のからのカーブを連結し、カーブも解消され
ます。そしてまた愛宕下地内の住民の生活空間も確保された筈です。
 
立ち退きをさせて、数年も経たずに又、立ち退きをさせたり、新築
間もない居宅を立ち退きさせたりと、杜撰な計画が目立ちます。
 
係る事態は只々、住民生活を破壊するばかりか、国税を無駄にして
いるのみです。
 
県南建設事務所の企画管理部企画調査課と話し合いをもちますが、
バイパス建設計画の意思は、全くありません。
 
40数年前にバイパス計画がありました。天栄村の沢邸から当地の
大高内を経て、樋が沢から、国道4号の福島トヨタに向かうのです。
 
然し、現在進行しているのは、葉の木平の集落を縦断して、4号の
薄葉の日産自動車に出る道路が進んでいるようです。
 
住民のためにも産業車両のためにもそして、国費の無駄をなくすた
めにも、バイパスの早期実現を切に願う次第です。
 
何卒、宜しくお願い申し上げます。

國井 明子 
e-mail : kunii_akiko@yahoo.co.jp 


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