ロシア・ツディ誌に「Russian companies ‘de-dollarize’and
switch to yuan, other Asian currencies」が載っている。リンク
は最後に。
それによると、
ロシアは準備通貨をアジアの通貨に変える。特に元であるが、ドル
離れをするために、それ以外のアジアの通貨にも変える。欧米の制
裁で、ドル・ファンドを凍結されないように準備する必要がある。
最近、数週間でロシア企業は中国の人民元や他のアジア通貨に変え
ているとドイツ銀行ロシア支店長が日曜日は発売されたFTに言って
いる。
ドルから中国元や香港ドル、シンガポール・ドルに貿易の決済のた
めに変えているが、これはロシアのウクライナに対する欧米の制裁
を避けるためにである。
クリミアの併合で、米国は冷戦時代の様な制裁をした。これにより
ロシア経済を傷つけ、投資活動を不活性にした。
VTB、ロシアで２番目に大きな銀行は、非ドル決済の量を増やしたと
Andrey Kostin社長は言う。
ロシア中央銀行は、中国元と日本円に対する決済システムを作って
いるが、４ケ月以内に稼働するという。
ガスポロムも欧米からの制裁をさけるために、ドルを捨てて、他通
貨に変えているという。
というように、ロシアは欧米の制裁でドル基軸通貨制から離脱して
いる。円と元にしているということは、今後、まだ円は量的拡大を
持続できることになる。
逆に、ドルの拡大は止まり、今後、元や円が石油や天然ガス取引に
使われる可能性が増すことになる。
これが意味することは、米国FRBも知っているはずである。日本や中
国が次の基軸通貨国になる可能性が増えることである。
中国の元が最有力候補になる。しかし、国内政治が不安定であり、
ロシアも全面的に中国元にはできないでいる。
という方向が今後の世界を占っている。
さあ、どうなりますか？
Russian companies ‘de-dollarize’ and switch to yuan, other Asian currencies