5037.新韓国内閣の外交政策は



ディプロマット誌に「Foreign Policy Concerns in Park Cabinet 
Reshuffle」が載っている。最後にリンクがある。韓国の外交政策が
変わるようである。

朴政権は、現在、内外で苦難に突き当たっている。セルボ号の沈没
と北朝鮮の制裁や核問題で国民の信頼が低くになっている。このた
め、首相、安全保障部長、情報部長などが辞任に追い込まれたし、
海上警察機関も苦境にある。

そして、北朝鮮に関して外交アドバイザーなどから予測や警告がさ
れている。

それは、2010年まで国防部長としていた金寛鎮を国家安全保障
室長にする人事である。この金寛鎮は、タカ派で知られている。
このため、今まで朴政権は、彼を役職についていない。

穏健派が内閣を占めていないことで、北朝鮮に間違った信号を送る
可能性がある。朴大統領は北朝鮮に対して「信頼の政治」と言って
きたが、それが崩れることになる。

去年、離散家族に関する会議を持ってきた。しかし、これができな
くなる。北朝鮮に交渉に興味がないという信号を出している。

これと同時に、日本と米国とで軍事情報共用の協議を開始した。こ
の協定は2012年に国民からの反対で決裂した経緯がある。

このため、新内閣は、この協定ができるとは思っていないという。
以上が記事の要約である。

どちらにしても、韓国の外交政策がどうなるか、日本も見ているし
かない。しかし、韓国に期待してはいけない。


Foreign Policy Concerns in Park Cabinet Reshuffle

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