5032.ビルダーバーグ会議の影響が



ビルダーバーグ会議について、ガーディアン紙が毎日、報道してい
るが、ホテルから出てきた人たちの様子を述べるだけである。しか
し、そこで話されている内容を推測できることが起こっている。

たとえば、メルケル独首相がオランド仏大統領に対し、ラガルド国
際通貨基金(IMF)専務理事の擁立の可能性を打診していること
が3日、関係筋の話で分かったなどがそうである。これ自体がブル
ダーバーグ会議の内容であろうと推測できる。

ガーディアン紙によると、フィンランドの金融サンポ社の会長であ
るBjorn Wahlroos氏がブルダーバーグ会議の議長をしているという。
そして、この会議の中心的な役割をしているのが、ラガルドIMF
専務理事であり、この2人が話している姿が多いという。

このため、何を話しているのかと言う疑問があったが、ロイターに
その内容を漏らした人が居るのであろう。

ビルダーバーグ会議出席者も、リンクしたガーディアン紙を読めば
わかる。詳しくは最後にリンクがあり、それを読んでください。

ということで、ビルダーバーグ会議後、そこで話された内容が徐々
に漏れてくるはずである。

それをフォローしていきたい。

==============================
メルケル独首相、次期欧州委員長にラガルド氏擁立を打診=関係筋
2014年 06月 4日 04:18 JST
[パリ 3日 ロイター] - 次期欧州委員長の人選をめぐり、メル
ケル独首相がオランド仏大統領に対し、ラガルド国際通貨基金(I
MF)専務理事の擁立の可能性を打診していることが3日、関係筋
の話で分かった。
先の欧州議会選で欧州連合(EU)懐疑派が大躍進したことを受け
て、オランド大統領に擁立の意思があるのか尋ねたという。
ラガルド氏はフランス出身だが、流暢な英語を話し、ユーロ債務危
機が深刻化していた2011年に、当時のサルコジ政権の財務相か
らIMF専務理事に転向した。統率力があり意見調整型の人物とし
てメルケル首相やショイブレ独財務相の信頼も厚いとされる。
関係筋によると、オランド大統領は最終的な考えを固めていないも
のの、メルケル首相にIMFのトップの座を明け渡すのは欧州にと
り良くないとの考えを伝えた。
ドイツやIMF当局者によると、メルケル首相は5月の訪米時にラ
ガルド氏と接触。その2週間後にも両者はベルリンで再び会談した。
ドイツ政府の報道官は直接のコメントは避けたが、メルケル首相は
ユンケル前ルクセンブルク首相への支持を再確認したと述べた。
ユンケル氏が率いる中道右派の欧州人民党(EPP)は欧州議会選
で最大勢力の座を維持したものの、過半数は獲得できなかった。


Bilderberg 2014 roundup: privacy, transparency and Birkin bags
Bilderberg 2014: George Osborne and the man at the centre of everything

コラム目次に戻る
トップページに戻る