5028.北朝鮮拉致再調査へ



日本が継続的に北朝鮮と交渉してきた結果が出てきた。金正恩が第
一書記になったら、日朝関係はよくなると見ていた。それは、中国
と北朝鮮の関係が悪くなり、韓国に頼ることができないので、ロシ
アや日本に活路を見つけるしかない。

どうも、横田めぐみさんの両親が会っためぐみさんの娘キム・ウン
ギョンさんと金正恩氏の妹金ヨジョン氏が同じ職場で、年齢も同じ
という。

何か、変な感じがある。そして、金ヨジョン氏は一度も報道機関に
顔を出さない。もしかしたら、横田めぐみさんの1人息子は金正恩
ではにかという疑問である。

横田めぐみさんは、党幹部であり、重要な位置にいるという情報も
ある。この疑問を持っているので、日本と北朝鮮は、この金正恩氏
の力で、自体が変化する可能性があると以前から予測していた。

このため、日本は北朝鮮と交渉するべきであると再三、コラムで主
張してきた。

ということで、今回、北朝鮮が全面的に折れる形で、日本との関係
を正常化する方向になった。

日本も、この北朝鮮の方向を支持して、多くの拉致被害者を日本に
帰国させるべきである。それもなるべく早くにである。

北朝鮮は、国内情勢が不安定である。何が起こるかわからない。ま
た、中国も北朝鮮に対して、面白くなく思っている。このため、中
国は韓国を自分の属国として確立してから、北朝鮮を攻撃するか内
乱を起こす可能性がある。

中国は近傍の北朝鮮をこれ以上、見過ごすことができない。米国も
賛成することは間違えないので、あまり時間がない。

さあ、どうなりますか?

==============================
「これが最後」「ぜひ成果を」=拉致被害者家族ら歓迎―慎重対応
求める意見も
時事通信社
2014年5月29日(木)21時33分配信
 北朝鮮の調査約束を日本政府が発表したことを受け、拉致被害者
横田めぐみさん=失踪当時(13)=の父滋さん(81)と母早紀
江さん(78)は29日夜、川崎市内で取材に応じ、滋さんは「こ
れが最後の機会と思っている。ぜひ成果を上げてほしい」と今後の
進展に強い期待感を示した。
 夫妻は3月にめぐみさんの娘キム・ウンギョンさんとモンゴルで
対面したばかり。ひ孫に当たる女児とも顔を合わせた。北朝鮮側の
説明ではめぐみさんは既に死亡したことになっているが、早紀江さ
んは「私たちは初めから生きていると思っている。早く帰ってこら
れるよう、きちんと回答してくれればありがたい」と北朝鮮の誠意
に懸けた。
 家族会代表の飯塚繁雄さん(75)は埼玉県内の自宅で取材に応
じ、「われわれが今まで待ってきたきっかけができた。千載一遇の
チャンスだ」と評価。「再調査を受けた制裁解除も、拉致問題の解
決につながるならいいと思う」と語った。 
==============================
北朝鮮、制裁解除を最優先 中国けん制の意図も 
2014/5/30 1:24日本経済新聞 電子版
 【ソウル=内山清行】北朝鮮が日本人拉致被害者の再調査に応じ
る第一の狙いは、日本による独自制裁の解除や人道支援の獲得だ。
日米韓3カ国の連携をかく乱させ、南北対話で主導権を握る思惑も
ありそうだ。金正恩第1書記が昨年末に叔父の張成沢(チャン・ソ
ンテク)氏を処刑して以降、関係が冷え込む中国をけん制する意図
を指摘する専門家も多い。
 「我々は、従来の立場はあるものの、日本人に関する全ての問題
を解決する意思を…
==============================
米、日朝接近に警戒感 透明性重視し説明求める 
2014/5/30 1:27日本経済新聞 電子版
 【ワシントン=吉野直也】北朝鮮が日本人拉致被害者の再調査に
応じたことについて、米政府は日本側に経緯や背景の詳細な説明を
求める方針だ。米国は日韓中ロとの多国間協力で北朝鮮に制裁を科
し、核・ミサイル問題の包括的な解決をめざすのが基本的な立場。
再調査をきっかけに日朝が突出して接近し、北朝鮮への圧力が弱ま
ることへの懸念もある。
 米政府は29日、正式なコメントを出していない。だが米国務省の
サキ報道官は日朝…
==============================
北朝鮮拉致再調査へ 失踪者家族ら好転期待
2014年05月30日Yomiuri Shimbun
 北朝鮮が拉致被害者や、拉致された可能性が排除できない特定失
踪者の全面調査を約束したと安倍首相が発表した29日、県内の拉
致被害者や特定失踪者の支援者・家族らは行き詰まっていた事態の
好転に期待を示した。一方、拉致問題に詳しい識者は「制裁解除を
狙ったジェスチャーの可能性もある」と指摘。高齢化している特定
失踪者の家族からは「体がもつ間に帰ってきてほしい」と切実な声
があがった。
 民間の支援団体「特定失踪者問題調査会」が公表している県内の
特定失踪者は小浜市の山下春夫さん(1974年失踪、当時28歳
)、越前市の河合美智愛みちえさん(84年失踪、同20歳)、敦
賀市の山下貢さん(89年失踪、同39歳)、若狭町の宮内和也さ
ん(97年失踪、同32歳)――の計4人。うち河合さんを除く3
人は「拉致濃厚」と位置づけられている。
 県特定失踪者家族会の呼びかけで毎年、拉致問題の解決を訴える
集会を開催。昨年6月には、県民全体に問題解決を訴えるため初め
て福井市で大会を開いた。
 宮内和也さんの義兄で、県特定失踪者家族会代表の澤さわ香苗さ
ん(57)は「一応、一歩前進には間違いない」と評価。そのうえ
で「政府は(北朝鮮がまとめる調査結果の)報告書に一つでも不審
な点があればただして、しっかりとした報告をさせてほしい」と求
めた。
 河合美智愛さんの母・喜代子さん(72)は、「政府の交渉のお
かげで、感謝し尽くせない。元気に暮らしているのか、それだけで
もいいから一刻も早く知りたい。私の体がもつ間に帰ってきてほし
い」と願いつつも、「今回は誠意ある行動を見せてくれるのか」と
懸念も示した。
 小浜市の拉致被害者・地村保志さん(58)、富貴恵さん(58
)夫妻の救出活動に尽力した「救う会福井」の池田欣一会長(91
)は「今までの北朝鮮の対応を考えると、100%喜んでもいられ
ない。政府は慎重に取り組んでほしい」と話した。
 拉致被害者の支援組織「救う会」副会長の島田洋一・県立大教授
は「日本の制裁解除を狙ったジェスチャーの可能性もある。今後、
日本独自の制裁を解除する場合は、北朝鮮が具体的にどういう行動
を取るかを注視して慎重な判断が必要だ」と指摘。特に北朝鮮の貨
客船・万景峰号の入港許可については「被害者を間違いなく帰すと
見極めてからにすべきだ」との考えを示した。
==============================
北朝鮮「すべての問題、解決する意思」 朝鮮中央通信
ソウル2014年5月29日19時04分asahi
 朝鮮中央通信は29日、28日まで開かれた日朝協議の結果につ
いて、拉致問題について北朝鮮側が「包括的で全面的な調査を行い
、最終的に日本人に関するすべての問題を解決する意思を表明した
」と報じた。一方で日本側は、現在の独自制裁について「最終的に
解除する意思を表明した」としている。(ソウル)
==============================
日朝局長級協議2日目、伊原氏「真摯に意見交換」 
2014/5/28 5:29日経
 【ストックホルム=宮坂正太郎】日本と北朝鮮は27日午後9時頃
(日本時間午前4時頃)、スウェーデンのストックホルムで開いて
いる外務省局長級による政府間協議の2日目の交渉を終えた。日本
側代表の伊原純一アジア大洋州局長は協議終了後、記者団に対し「
厳しいやり取りもあったが、全体として真剣に真摯な姿勢で意見交
換できた」と述べた。
 伊原氏は具体的な協議の中身については明らかにしなかった。2
日目の協議は現地時間の午前10時前に始まり、当初の想定を超えて
、断続的に午後9時頃まで続けられた。伊原氏によると、実質的な
協議時間は5時間程度だったという。協議は28日に最終日を迎える。
==============================






ビーボコーポレーション
NPOアジア植林友好協会

コラム目次に戻る
トップページに戻る