4961.ウクライナ危機に対して



ウクライナと言えば、チェルノブイリ、当地も同様原発被害で苦し
んでいる。
 
クリミアと言えば、ナイチンゲールが頭に浮かぶ。幼い日、同女の
伝記を読んだ。記憶では、同女は、敵、味方なく医療活動をされた
ようである。
 
ヤヌコビッチの悪政で政変が起きて、2か月近くなるのではないか。
毎日の報道は、EU、アメリカ、ロシアの動きばかりが報じられるが、
ウクライナの国民の民意が伝えられる事が殆どなかったが、
東部で親欧米派と親ロシア派の紛争が起きて、死者が出たとの事。
 
アメリカの意向でオレンジ革命が起き、ユシチェンコ政権が誕生。
ハンサムな同人は、毒殺されかかり、酷い顔になってしまって、
政治も上手くいかなくなって、ヤヌコビッチになったが、贅を尽くした
邸宅、一寸、尋常では考えもつかない宮殿と言った所が報じられていた。
 
ソ連崩壊で、民族問題、宗教問題が大きな争点になって、東欧諸国の
悲惨で凄惨な実態が報道されてきた。
 
民族意識等に拘る事こそ間違いの元である、元凶だ。
日本も大和民族とか言って、戦争を始めたのではないか。
日本列島には、原住民の縄文人が住んでいた。そこに外国から、
侵入してきたのが、弥生人である。縄文遺跡には、武器も他殺による
人骨も発見されていない。
 
日本民族は、大まかにいって、縄文と弥生の血が6:4だそうである。
個別によって、多少の差異があるだろうが。
当地の正教会は、南限の地とか聞く。色白で彫りの深い顔立ちの女性を
見かける。ロシアの血も入っているのではないか。
 
ロシア人もウクライナ人も民族意識を拘ると、自身の身を滅ぼしてしまう。
 
また、宗教に拘る事も争いの元である。心の問題は、政治とは関係ない。
 
国民は、平和を築くために自主独立の精神を磨いていくべきである。
親ロだとか親欧米だとか言っていては、平和は、やって来ない。
 
日本の政治家も親中だとか親米だとかになっている。小沢一郎さんは
小沢ガールズを引き連れて中国に行って、「私は、人民解放軍の野戦部隊
の司令官だ。」とか言ったと報じられている。
 
中国、ロシア、アメリカは、現実問題、内政は酷い状況になっている。
さっさと分裂して、国民が自らの手で建設されるようになるべきである。
他国の干渉は、止めて欲しい。
 
國井 明子 




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