4959.最終戦争(ハルマゲドン)に向かうのか?



このコラムで、ハルマゲドンを述べたのは、8年前のブッシュ政権
時代であったが、米国はイラク・アフガニスタン戦争をしても最終
戦争にはならなかった。これは米軍の力が他を圧倒していたことで
、ロシアも遠い地でもあり、対米戦争という手段をとらなかったこ
とによる。

しかし、徐々にロシアの周辺国に、欧米が資金を出して民主化し、
親欧州化していった。このため、とうとう、ロシアの近くまで親欧
国家ができて、ロシア黒海艦隊の基地も危なくなって、ロシアも引
き下がれないところまで来たようである。

それと、米国の軍事力が弱くなり、国内問題優先になっているオバ
マ大統領の時代になり、シリア問題でも弱い印象であり、ロシアも
組みしやすしと見ているようだ。

平和を望む弱い大統領時代に、戦争の危機が増すという米国のジレ
ンマがまた、再現したようである。

ヨハネの黙示録が再度突然に、蘇ってきたような感覚である。突如
、平和の時代から戦争の時代、冷戦の時代に逆戻りである。

制裁により経済的な戦争になり、それが拡大すると本当の戦争状態
になってしまう危険がある。

ノストラダムスの予言では、中東での戦争を予言されているので、
最初、イラン+ロシアとサウジ+欧米になるようである。

中国も中東の石油を狙うので、途中から乗り出してくる。

嫌な雰囲気が漂っている。

さあ、どうなりますか?



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