4956.日本の環境技術を中国が積極的導入へ



昨日、環境農業新聞の成瀬さんにお会いしたら、日中経済文化協会
が環境問題での全面的な日本の技術窓口として機能し、中国は10
兆円程度の資金を用意して、日本の環境技術を買いに来ていると。

その協会の会長に、三浦一志氏が就任したという。この三浦さんは
中国から信頼が厚く、日本の窓口として最適であるとみなされてい
るようである。三浦さんの現職は、財団法人日本科学振興財団理事
長であり、文科省との関係があるが、農水省が窓口になるとも聞い
た。ということで、環境農業新聞も一枚かんでいるようだ。

3月7日のレコード・チャイナに中国政府がひそかに交流を緩和と
いう記事があるが、その記事の意味は、この環境問題解決に必要な
ために、中国政府が動いたことによるらしい。

この計画の中心は、六価クロムで汚染された水問題、PM2.5や川
の汚染など、多くの問題が対象とされている。

日本企業の技術が盗まれる問題についても、協会は知的財産権など
の保護の方法等を検討するという。

中国側は習近平周辺の人物がトップであり、習近平総書記が動いて
いるともいう。環境問題解決に中国も本腰を入れてきた。

日本側も、環境問題は大きな輸出品であるが、中国のマネをどう防
ぐかを考えて、技術の中核を取られないようにして、または最新の
技術ではなく旧式技術を持っていって、中国に売ることも考えられ
る。

解決方法をお持ちの企業の皆様は、中国に最新技術を持っていかな
いで、旧式技術を持っていってください。そして、儲けてください。

中国の危険性は認識して、付き合ってください。

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対日経済・文科交流制限、中国政府がひそかに緩和か―香港紙
Record China 3月7日(金)6時30分配信
2014年3月6日、参考消息網によると、香港英字紙サウスチャイナ・
モーニング・ポストは4日、日本との関係悪化を受けて中国が制限
している対日経済・文科交流について「中国政府はひそかに締め付
けを緩和している」と伝えた。
日本側はこのほど、今年1月の予定だった中国の若手農業関係者、記
者、中学生代表団の日本訪問が、3月下旬に実現するとの見通しを発
表。岸田文雄外相も4日、中国に対して対話に応じるよう強く呼びか
けた。
また同紙は5日、中国の程永華(チェン・ヨンホア)駐日大使、日本
の木寺昌人駐中国大使が、ともに「日中関係が緊張していては、関
係の発展は望めない」と表明したことを指摘。程大使が「双方が関
係改善に努力している時、常に妨害、破壊する勢力が出現する。日
中関係は非常に重要であり、右翼勢力に警戒しつつ、日本の人々と
友好的な交流、協力を続けなければならない」と述べたことを伝え
た。(翻訳・編集/AA)



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