4913.中国軍事評論家の発言に対する反論



「4912.ダボス会議で中国軍事評論家の発言」に対して、
TOP SPACE@tuanmu01から、軍細柳氏ではない。
呉心伯ではないか。
(復旦大學國際關係と公共事務學院副院長,美國研究センター教授)
という指摘を受けた。

そこで、調査すると、呉心伯教授は、安倍首相を予測不能な北朝鮮
の指導者・金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と同様の「トラブル
メーカー」であると認識していると言うが、日中間で戦争が勃発す
る可能性については、呉教授は公式的には「あり得ない」と否定し
ている。

中国政府に近いので影響力は大きいが、それゆえに、発言も控えめ
な印象を受ける。

が、非公式的な場での個人的な意見ということなら、問題発言をす
る可能性はある。

しかし、どうかな?、中国政府に関係深い人が非公式で不用意な発
言をするとは思えない。

中国企業関係者でも中国人は、誰も非常に注意深い。政府見解とは
違う発言には気をつけている。こちらが、誘導的な質問をしても、
それに対して答えない。

ので、わからないですね。呉心伯教授より政府から遠く、軍関係に
近い軍細柳氏の方が可能性が高い気もするが?



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日中間の衝突、世界最大の地縁リスクの1つに―米メディア
Record China 2014年01月26日02時26分    
2014年1月22日、米国営ラジオ局ボイス・オブ・アメリカの中国語版
ウェブサイトは、日中間の衝突のリスクは14年の世界最大の地縁リ
スクの1つであると報じた。
スイスで開催されている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議
)の最大のテーマの1つは世界の安全問題だ。専門家は日中間のリス
クは14年の世界最大の地縁リスクの1つだと指摘している。安倍首相
はダボス会議で日中が軍事衝突を避けられるかどうかについて十分
な自信があるわけではないと表明したと記事は指摘している。

コンサルティング会社ユーラシアグループのイアン・ブレマー社長
は「14年に最も深刻な地縁リスクを抱えているのは、イランとサウ
ジアラビア、中国と日本の2つのエリアだ」と指摘した。
尖閣問題によって過去最悪のレベルにまで冷え込んでいた日中関係
は、昨年末の安倍首相の靖国神社参拝によってさらに悪化した。復
旦大学米国問題研究センターの呉心伯(ウー・シンボー)教授は、
安倍首相を予測不能な北朝鮮の指導者・金正恩(キム・ジョンウン
)第1書記と同様の「トラブルメーカー」であると認識している。

日中間で戦争が勃発する可能性については、呉教授は「あり得ない
」と否定している。中国は戦争を起こしたいとは思っておらず、日
本は戦争を起こそうとはせず、米国は両国の争いに巻き込まれたく
ないと考えている。そのため、中国と米国の関係が安定している限
り、日中情勢は最悪の事態にはならないと指摘した。呉教授はまた
、「米国は靖国参拝と東シナ海問題について自らの立場を表明すべ
きだ」と主張した。

一方、ブレマー社長は米国はそうはしないとみている。「中国が靖
国参拝問題に関する立場を米国に表明させるという発想は非常に賢
明だ。しかし、米国がそうすることは、米国と日本の関係にくさび
を打ち込むような形になり、米国はそうなることを望んでいない。
米国の国家利益と必ずしも一致していないからだ」と分析している。
(翻訳・編集/HA)



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