4902.中国、極超音速ミサイル実験



米国防当局者は13日、中国が極超音速ミサイル「WU14」の飛
行実験を行ったと明らかにした。WU14は米ミサイル防衛(MD
)網の突破を狙い、従来のミサイルをはるかに上回る音速の10倍
の速さで飛行するよう設計された戦略兵器である。と時事の記事に
なっている。

この極超音速ミサイルとは何か?を調べると、2011年11月の米ブレ
イズ誌に載っている。米国はこの極超音速ミサイルの予算を縮小し
ているために、この2011年時点では室内実験段階であり、屋外実験
をした中国に先を越される可能性があるようだ。最後にリンクがあ
る。

これに関して、アメリカ太平洋軍のロックリア司令官は15日、首
都ワシントン郊外で講演し、中国が今月、音速の5倍以上の速さで
飛行し、敵のミサイル防衛システムをすり抜ける超高速のミサイル
の発射実験を行ったことになり、エアフォースタイムズ誌によると
、ロックリア司令官は、「太平洋で無敵の時代は終わった」と述べ
、中国の脅威にどう対応するのか米国は考えておく必要があると。
最後にリンクがある。

米国が、太平洋で、中国に負ける可能性があるということである。

日本も中国と張り合うなら、もう少し軍事費を増やし、戦略的な兵
器への研究に予算をつけないと、中国に張り合うことは不可能にな
る可能性が高いようである。

靖国神社参拝で、米国の知日派からも疑問視されている安倍首相は
何を考えているのか不安になる。もし、中国と戦い覚悟であるなら
、それの準備をすることである。

米国でさえ、負ける可能性が明確になってきたので、勝てる兵器開
発を真剣にしないと、まずいのではないでしょうかね?

さあ、どうなりますか?

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中国、極超音速ミサイル実験=米MD網の突破狙う
 【ワシントン時事】米国防当局者は13日、中国が極超音速ミサ
イル「WU14」の飛行実験を行ったと明らかにした。ニュースサ
イト「ワシントン・フリー・ビーコン」の報道を確認した。WU14
は米ミサイル防衛(MD)網の突破を狙い、従来のミサイルをはる
かに上回る音速の10倍の速さで飛行するよう設計された戦略兵器
という。
 米軍は地球上のあらゆる場所を1時間以内に攻撃できる戦略兵器
開発を進め、ロシアも極超音速兵器の研究に着手している。実験に
より、中国が開発競争に加わり、大きな前進を得たことが判明した。
米国は警戒を強めており、中国に軍備や兵器開発の透明性を高める
よう求める声も勢いを増しそうだ。(2014/01/14-12:05)
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米 中国の超高速ミサイルを警戒
1月16日 12時58分NHK
中国が音速の5倍以上の速さで飛行する超高速の長距離ミサイルの
発射実験を行ったことについて、アメリカ軍の高官は「アメリカよ
りも開発が進んでいる」と述べ、中国が驚異的なスピードで超高速
ミサイルの開発を進めていると警戒感を示しました。
アメリカ太平洋軍のロックリア司令官は15日、首都ワシントン郊
外で講演し、中国が今月、音速の5倍以上の速さで飛行し、敵のミ
サイル防衛システムをすり抜ける超高速のミサイルの発射実験を行
ったことについて、「多くの国が開発を進めており不自然なことで
はない」と述べました。
そのうえで、ロックリア司令官は「中国が技術を注入して実用化す
る能力はアメリカを上回っており、中国の開発はアメリカよりも進
んでいる」と述べ、中国が驚異的なスピードで超高速ミサイルの開
発を進めていると警戒感を示しました。
一方、ロックリア司令官は、急速な海洋進出を進める中国を念頭に
「北東アジアの安全保障を巡りアメリカは日本がより大きな役割を
担うことを望んでいるが、問題は日本が政治的にどこまでの役割を
許されるのかだ」と述べ、今後の日本国内での集団的自衛権の行使
を巡る議論を注視していく考えを明らかにしました。




ARMY’S HYPERSONIC WEAPON CAN TRAVEL 8X SPEED OF SOUND, STRIKE ANY TARGET WITHIN 1 HOUR
PACOM chief: Uncontested U.S. control of Pacific is ending

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