4878.美濃赤坂支線、太多線に乗る



16日、18切符で東海道本線の美濃赤坂支線と太多線に乗りに行
った。家にいると英語の論文が読めないので、電車の中で集中的に
読もうということで、池袋駅で走って4時53分の山手線に乗り、東京
5時20分沼津行、沼津で7時32分静岡行の通勤電車で混んでいて立っ
た。しかし、これでよく富士山が見え、ドア近くでカメラを構えて
富士山を取った。冬は富士山が見えることが多いし、雪をかぶり綺
麗である。

静岡で8時30分浜松行、浜松で9時44分大垣行で11時46分に着く。し
かし、美濃赤坂行の電車は12時52分までないので、大垣の街を歩い
て大垣城に行ってきた。大垣の街も寂れている。ほとんどシャッタ
ー街で、飲み屋、食堂、美容院、理髪店があるのみである。10分程
度歩くと大垣城に着く。大垣16万人では商店街が成り立たないよ
うである。

ある会で、都市計画をしている専門家が、50万人都市でないと中
心商店街が成り立たないと言っていたが、その通りの情景である。
駅に戻り、電車が入線するまでベンチに座って待ったが、大垣駅は
山に近いのか風が冷たい。12時45分に電車が来た。そのまま、折り
返しになる。乗客は20名程度である。ワンマン2両の電車だ。

途中まで東海道線を進む。東海道線を離れてすぐに荒尾駅に着く。
そして3分も走ると美濃赤坂駅に着く。12時52分に大垣を発車して
美濃赤坂に12時59分には着く。美濃赤坂線はその先に続く西濃鉄道
線からの石灰炭鉱の石灰の貨物列車のために出来たのである。この
ため、駅の構内は広い。しかし、無人駅である。荒尾駅も無人であ
る。
駅舎は昔の木造の建物である。見るものがないので、乗ってきた電
車で戻る。13時12分発車して大垣に13時19分に着く。

13時20分大垣発豊橋行快速で、岐阜で降りる。岐阜で13時46分美濃
太田経由多治見行に乗る。高山線で美濃太田まで行き、そこから太
多線に入り、中央線多治見まで行く。高山線も太多線も単線、非電
化であるので2両ワンマン気動車である。しかし、乗った気動車に
は、車掌がいて、途中で検札をしている。

太多線は、関東では水戸線のようである。平坦な所に畑がある中に
工場もあるという風景である。可児で交換があり、もう1駅で交換
があり、多治見に着いた。この太多線内は寝ていた時間が多い。英
語を読みすぎて頭が疲れたようである。検札で、途中で起こされた。

多治見で中央線15時09分名古屋行、6両電車に乗り、16時02豊橋行
快速、17時02分浜松行、17時51分沼津行、20時19分熱海行、20時41
分東京行で、品川で降り、山手線で帰った。

途中までは溜まった英語の論文を読んで快調であったが、昼を過ぎ
た当たりから頭が疲れて、英語が頭に入ってこなくなった。

日本語の小説も持ってきたが、それも読む気がしない。時間を持て
余すので、何か良い方法はないかなと思っている。まだ、効果的な
時間の潰し方がわからない。





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