4801.沖縄事情(マンション生活でわかる沖縄)



21日、子供夫婦の結婚式に出席するために、羽田12:20の沖
縄行きに乗る。そして、5日間沖縄で生活する。

15:10に那覇空港につく。ここでレンタカーを借り、残波岬を
目指す。しかし、この3連休初日、すべての場面で混んでいる。こ
のため、時間がかかる。子供夫婦は仙台から来たが、那覇で待ち合
わせて、一緒にレンタカーで行くことにした。

しかし、17時から残波岬で結婚式を22日に挙げるための最終打
ち合わせを行うことになっていたが、その会場に着いたのは、18
時20分で大きく遅れた。

我々は彼らを下して、その後リゾートクラブのマンションに向かっ
た。10分程度で着いた。しかし、部屋に入ったには19時を超え
ていた。

その後、夕食を食べにマンションの近くの地元民が使う居酒屋に行
ったが、満員で、送り迎えのある20分かかる別の沖縄料理の居酒
屋に行ったが、観光客用であり非常に高かった。海ぶどう、ラフテ
ィ、ゴーヤチャンプル、鳥の塩水炊きなどを食べた。

ここで働いている人によると、海ぶどうは、観光客用であり非常に
高いので、地元民は海ぶどうを食べないという。

送迎してくれた女性の運転手は48歳で孫がいるし、女性は20歳
前後で結婚するという。ご主人はと聞いたら、離婚したという。女
性の仕事はたくさんあるが、男性の仕事は少ないようである。ご主
人は定職に就かずに働かないので離婚したという。自分は観光業の
アルバイトで生計が立てられるので、子供2人を育てたという。
どうも、観光業は女性が中心である。

22日は、朝食の買うために車でコンビニまで行った。本土と同じ
ような物が同じような値段である。その日に道の駅にも行ったが、
沖縄の野菜は非常に安い。量があるのに100円以下である。その
後、スーパーにも行ったが、沖縄の野菜は売っていないだけではな
く、値段も本土並みであり、非常に高い。このため、道の駅に比べ
ても客数が非常に少ない。

22日、15時に結婚式、アクアグレイス・チャペルに行き、子供
の写真撮影に一緒する。砂浜での撮影をおこなった。そして、夜、
結婚式と披露宴が行われた。式が終わり、近くのホテルのロビーで
リゾートマンションまでの代行運転手の到着の間、娘夫婦の小学時
代の友達たちと近況を話した。23時にリゾートマンションに戻る。

このチャペルは、ワタベウェディングが建てたヨーロッパ風の建物
と現地スタッフ約30名で運営しているというが、建物の投資額は
2億円程度、月経費600万円以上はかかる。しかし、スタッフの
人に聞くと黒字であるという。地元残波は田舎であり、この地元に
結婚式需要はない。結婚式を挙げるのは東京や大阪の人たちである。
わざわざ、ここまで来て、結婚式を挙げるカップルが多いというこ
とである。

ここで働く、美容や写真スタッフは万座ビーチなど近くの同じよう
な施設から人が出張してくるという。音楽スタッフなども同様であ
ろうが、多数の雇用を生み出している。それも女性が多い。写真ス
タッフも女性であった。

沖縄は観光業で年間6000億円の経済効果を生み出し、年々拡大
しているという。そのため、益々女性の仕事が増えることになる。
女性中心の社会が沖縄では一般的になりそうである。

23日、息子は明日から会社なので、11時の飛行機で帰るため、
那覇空港まで送る。約1時間で着いた。那覇からそれほど遠くない
ことがわかる。午後、この近くの観光地を見ようとマンションの現
地スタッフに相談した。すると、座喜味城跡が世界遺産であるとい
うので行くことにした。また、読谷村役場近くのJAの市場も現地を
知るには良いというので行くことにした。

JA市場は地元の人たち向けの市場であり、品数は少ないが、その分
道の駅より安い。道の駅も今や観光客向けになっているようである。
ここで、地元民向けのアンケートがあり、それに声をかけられ、記
入したが、野菜の名前がわからない。1つ1つ説明してもらった。

座喜味城跡を見たが、石の城壁が厚く、三重程度の囲みになってい
る。中国人観光客がいて、うるさかった。世界遺産というが、それ
ほどには感動しない。

24日、娘夫婦を那覇空港まで送る。その帰り残波の近くの都屋漁
港に行く。ここで刺身丼を食べたが、おいしかった。イカやたこは
味が変わらない。大トロのマグロは美味しい。えびとサバなども思
ったより美味しい。

以前、那覇国際通りの公設市場で刺身を食べたが、水ぽっくて不味
かった。このため、沖縄は暑いので魚は不味いと思っていた。

まだ時間があるので万座ビーチに行く。万座はワイキキのようであ
る。砂浜が白いこととANAホテル周辺の部分も芝生で整備されている
。もう1つが、いろいろな遊びを提供されている。ANAホテルのレベ
ルも高い。

万座がワイキキなら、残波はグアムに似ている。と妻がいう。その
万座にもワタベウェディングのチャペルがある。ANAホテルの近くに
2つもチャペルがある。この2つだけではニーズに応えられないの
で、万座に土地がないために、3つ目を残波に作ったのであろう。
残波も残波岬ロイヤルホテルの近くであり、ANAホテルとチャペルの
関係に似ている。

今回は、娘夫婦の結婚式で来たが、沖縄には花粉症がないので、3
月、4月に来ようかと妻と話した。野菜など食文化が違う。文化が
違うので面白いし、沖縄本島は大きいので、まだまだ見ていない場
所がある。

観光ではないその地で生活をすると、違う姿が見えるのが面白い。


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