4745.弥彦神社と弥彦線



7月20日から待望の夏の18切符の時期が始まった。このため、
22日に上越線利用では最後の弥彦線を乗りに行った。家から始発
4時29分の電車に乗り、池袋で埼京線5時02分の川越行に、赤羽で5時
23分高崎行、高崎で7時10分水上行、水上で8時24分長岡行に乗る。

この季節は、小学生の夏キャンプなのであろうか、集団で乗ってき
て、その車両だけうるさい。寝ようと思っても寝られないし、音楽
を聞いても雑音の方が大きい。この集団は高崎で乗り水上で降りた。

水上からは2両編成であるが、この季節は乗っている乗客が少ない。
冬とは大きく違う。途中五日町からは曇。気温もそれほど高くない。

長岡で新潟経由吉田行で東三条11時04分に着く。しかし、弥彦行き
の電車は12時10分までないので、駅の外に出る。早い昼食でもと思
ったが、店がない。ほとんどの店が潰れている。

このため、駅に戻り、駅のコンビニで氷結を買って待合室で飲んで
待ったが、徐々にクーラーが寒くなるので、止まっている弥彦行き
の電車で待つことにした。今日は、それほど暑くない。同じ考えの
人が10名程度いた。

12時10分になり出発し、東三条の市内は高架で、次の北三条も高架
である。大きな川(信濃川)を渡ると平地に降りる。する次ぐに燕
三条駅である。新幹線との連絡駅であるので、少し乗り降りする客
がいる。

次が燕であり、小さな古い工場が多く見える。そして吉田に着く。
次が矢作で、その手前で大きな鳥居を見る。水田地帯でもある。し
かし前方に山が見え、その山に入った所が弥彦駅である。12時46分着。

この駅から弥彦神社まで歩いて15分程度である。この弥彦神社に
行くと清々しい。駅から神社まで雨が降っていたが、神社に入った
途端、雨が止んだ。森がうっそうとして、気温が低く、気持ちが良
い。そして、鳥居を入ると、小川で手を洗う場所がある。神社には
鹿もいる。

駅から神社まで間で多くの店が潰れている。神社の参詣道に店が数
件あるだけである。皆自動車で来るので、店が神社周辺しか成たた
ないようである。駅前のホテルも潰れて放置されているので、醜い
姿になっている。弥彦線も本数が少なく14時台に電車がない。
15時15分の電車までない。神社は1時間もあれば、見終わる。

そして、昼食を食べる店を探すが、気に入る店がない。と駅に向か
って歩いたが駅についてしまった。駅には小さな売店しかない。し
かたがないので、そこで弁当でもと思ったが、弁当も売っていない。

ビールとつまみを食べることにした。この売店で「ゆべし」を売っ
ていたので、ビールを飲みながら、「ゆべし」を聞いた。米粉とゆ
ずの餅であり、甘いという。100円で少し食べられたのかなと言
い、お見上げに持って帰っても誰も食べないことがあるので、確認
したいと言ったことが切欠で、そこから食文化の話に発展した。

秋田はハタハタ文化圏、新潟はシャケ文化圏、金沢はブリ文化圏で
それぞれ、取れる魚が違うので、味も違う。佐渡はマグロが取れる
ので、マグロ文化もあるという。それと金沢は京都の味付けで、新
潟は、東京的で味が濃いと。

なるほど、ここで日本の多様性食文化を議論しようとは思わなかっ
た。

そのような話をしていると1時間はすぐに過ぎた。15時15分吉田行で
吉田に、ここで乗り換えて東三条行に、そして帰ったが、高崎で
落雷の影響で電車が止まっていた。このため、家についたのは12時
近かった。



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