5月下旬にソウル開催で調整していた日中韓3カ国首脳会談が見送 られる見通しとなった。尖閣諸島をめぐる日本との対立を理由に開 催に難色を示していた中国が、延期を求めた。 そして、17日、中国海軍のミサイル駆逐艦や最新鋭のフリゲート 艦を含む南海艦隊が同日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)付近の海域を パトロールした。台湾の陸海空3軍は17日、離島、澎湖諸島で大 規模演習を行なったが、この牽制という見方もある。 2012年度に航空自衛隊戦闘機が、中国機に緊急発進(スクランブル )した回数が306回だったと発表した。日本を挑発し続けるようだ。 しかしその理由として、中国は北朝鮮問題や国内に経済的な問題が あり、国民の目を逸らすために、日本を必要としている。日本を悪 役にして、正義の味方を中国首脳、特に習近平総書記が演じたいよ うである。 それだけ、北朝鮮問題と国内問題の解決がないことを意味している。 さあ、どうなりますか? ============================== 日中韓3カ国首脳会談先送り 尖閣対立で中国難色 5月下旬にソウル開催で調整していた日中韓3カ国首脳会談が見 送られる見通しとなった。複数の外交筋が17日に明らかにした。 沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本との対立を理由に開催に難色を示し ていた中国が、主催国の韓国に延期を求める姿勢を崩さず、日韓両 国の間で「5月開催は絶望的」(日本外務省幹部)との見方が広が った。3カ国外相会談も当初検討されていた4月には開催しない見 込み。 これを受け、日韓両国は今月下旬に2国間で外相会談を開く方向 で検討に入った。緊迫化する北朝鮮情勢が議題となる。 首脳会談には安倍晋三首相、韓国の朴槿恵大統領、中国の李克強 首相の出席が見込まれていた。 2013/04/17 22:58 【共同通信】 ============================== 中国海軍の南海艦隊、尖閣海域に出動 新華社報道は「パトロール」 2013.4.17 13:51 [尖閣諸島問題] 中国国営通信、新華社は17日、中国海軍のミサイル駆逐艦や最 新鋭のフリゲート艦を含む南海艦隊が同日、尖閣諸島(沖縄県石垣 市)付近の海域をパトロールしたと報じた。遠洋訓練としているが 、艦艇数は明らかにしていない。 中国海軍は、軍艦が尖閣周辺海域を経由した場合、「パトロール 」という表現をたびたび使用しており、今回も同様のケースの可能 性がある。 4月17日は1895年に日清講和条約(下関条約)が締結され た日で、中国は尖閣について「日清戦争末期に日本が中国から盗ん だ」と主張していることから、尖閣の領有権をあらためて内外にア ピールする狙いがあるとみられる。 ただ、台湾の陸海空3軍は17日、離島、澎湖諸島で大規模演習 「漢光」を実施しており、こうした演習を警戒し南海艦隊を派遣し た可能性もある。(共同) ============================== 中国機への空自緊急発進、過去最多に 年306回 2013/4/17 14:50 (2013/4/17 15:13更新) 防衛省統合幕僚監部は17日、2012年度に航空自衛隊戦闘機が、中 国機に緊急発進(スクランブル)した回数が306回だったと発表した。 前年度の156回からほぼ倍増し、防衛省が国別の対応回数の公表を始 めた01年度以降で過去最高となった。 防衛省のまとめによると、日本政府が昨年9月に尖閣諸島を国有 化して以降、急増。昨年12月には、中国による初の領空侵犯もあっ た。同省は、中国の動向について「しっかりと注視し、情報を分析 したい」としている。 スクランブルの対象となった中国機は、戦闘機が多かった。12年 度のロシア機へのスクランブルは248回で、中国が初めて上回った。 〔共同〕