4649.中国は国内問題があり、日本を必要としている



5月下旬にソウル開催で調整していた日中韓3カ国首脳会談が見送
られる見通しとなった。尖閣諸島をめぐる日本との対立を理由に開
催に難色を示していた中国が、延期を求めた。

そして、17日、中国海軍のミサイル駆逐艦や最新鋭のフリゲート
艦を含む南海艦隊が同日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)付近の海域を
パトロールした。台湾の陸海空3軍は17日、離島、澎湖諸島で大
規模演習を行なったが、この牽制という見方もある。

2012年度に航空自衛隊戦闘機が、中国機に緊急発進(スクランブル
)した回数が306回だったと発表した。日本を挑発し続けるようだ。

しかしその理由として、中国は北朝鮮問題や国内に経済的な問題が
あり、国民の目を逸らすために、日本を必要としている。日本を悪
役にして、正義の味方を中国首脳、特に習近平総書記が演じたいよ
うである。

それだけ、北朝鮮問題と国内問題の解決がないことを意味している。

さあ、どうなりますか?

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日中韓3カ国首脳会談先送り 尖閣対立で中国難色
 5月下旬にソウル開催で調整していた日中韓3カ国首脳会談が見
送られる見通しとなった。複数の外交筋が17日に明らかにした。
沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本との対立を理由に開催に難色を示し
ていた中国が、主催国の韓国に延期を求める姿勢を崩さず、日韓両
国の間で「5月開催は絶望的」(日本外務省幹部)との見方が広が
った。3カ国外相会談も当初検討されていた4月には開催しない見
込み。

 これを受け、日韓両国は今月下旬に2国間で外相会談を開く方向
で検討に入った。緊迫化する北朝鮮情勢が議題となる。

 首脳会談には安倍晋三首相、韓国の朴槿恵大統領、中国の李克強
首相の出席が見込まれていた。
2013/04/17 22:58   【共同通信】
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中国海軍の南海艦隊、尖閣海域に出動 新華社報道は「パトロール」 
2013.4.17 13:51 [尖閣諸島問題]
 中国国営通信、新華社は17日、中国海軍のミサイル駆逐艦や最
新鋭のフリゲート艦を含む南海艦隊が同日、尖閣諸島(沖縄県石垣
市)付近の海域をパトロールしたと報じた。遠洋訓練としているが
、艦艇数は明らかにしていない。

 中国海軍は、軍艦が尖閣周辺海域を経由した場合、「パトロール
」という表現をたびたび使用しており、今回も同様のケースの可能
性がある。

 4月17日は1895年に日清講和条約(下関条約)が締結され
た日で、中国は尖閣について「日清戦争末期に日本が中国から盗ん
だ」と主張していることから、尖閣の領有権をあらためて内外にア
ピールする狙いがあるとみられる。

 ただ、台湾の陸海空3軍は17日、離島、澎湖諸島で大規模演習
「漢光」を実施しており、こうした演習を警戒し南海艦隊を派遣し
た可能性もある。(共同)
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中国機への空自緊急発進、過去最多に 年306回 
2013/4/17 14:50 (2013/4/17 15:13更新)
 防衛省統合幕僚監部は17日、2012年度に航空自衛隊戦闘機が、中
国機に緊急発進(スクランブル)した回数が306回だったと発表した。
前年度の156回からほぼ倍増し、防衛省が国別の対応回数の公表を始
めた01年度以降で過去最高となった。

 防衛省のまとめによると、日本政府が昨年9月に尖閣諸島を国有
化して以降、急増。昨年12月には、中国による初の領空侵犯もあっ
た。同省は、中国の動向について「しっかりと注視し、情報を分析
したい」としている。

 スクランブルの対象となった中国機は、戦闘機が多かった。12年
度のロシア機へのスクランブルは248回で、中国が初めて上回った。
〔共同〕


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