4627.越後線に乗る



18きっぷで、越後線に乗ってきた。春は3月1日から4月10日までで
まだ、3枚もきっぷが残っている。早く使わないと使えなくなる。春
は2枚の18切符を買い、10回旅行ができるが、子供に1回使かわ
れたので9回乗る必要がある。

そして、春のテーマは上越線を乗ることで、上越の雪の状態を他の
地域と比較してきた。しかし、比較した結果、上越線の雪が一番多
いことを観察した。そして今後は上越線の雪がいつまで持つかと思
い、上越線を使うことを考えた。そのため、上越線を使うことにな
る越後平野を行く越後線に乗りに行くことにした。

ということで、今回も4時に家を出て、4時29分の一番電車に乗り、
赤羽で4時23分の高崎行、高崎で7時10分水上行、水上で8時24分の長
岡行、水上から雪がある。トンネルを抜けると雪国である。まだ、
雪が2m程度積もっているのでスキーができる。そして越後湯沢で、
雪が降り始めた。越後滝谷で雪が止んだ。長岡には雪がない。

長岡10時18分着だが、次の乗る電車が違うホームから出発なので、
急ぎ足て長岡発10時20分の直江津行に乗った。宮内を越した所から
山に入り始めて雪が積もっているし、雪が降り始めた。

柏崎に3つ手前の駅からは雪がなくなる。平地に出てきた。柏崎で
降りる。柏崎11時04分着。越後線に柏崎から乗ろうとしている。し
かし、この越後線、柏崎発の電車は、5時、6時、7時、10時、12時、
15時、17時、18時、20時の9本であるので、12時12分の電車まで1
時間、朝と昼兼用の食事をするために街に出たが、ここも駅前の街
は寂れている。駅前のホテルの食堂で食事をした。

食事後、4両編成の電車に乗った。越後線は、簡易電化区間がある。
架空線がない架線が1本しかない電化で、まるでポール式の路面電
車やトロリーバスと同じような感じの架線である。越後線でも輸送
密度が薄い柏崎と吉田間に簡易電化区間があった。この区間は整備
がされていないようで、速度も出さないし出せないし、横揺れも大
きいし、線路上には雑草が沢山ある。

吉田から新潟は1時間に1本の電車がある。柏崎を出ると当分は平地
であるが、少し行くと山になり、また平地に出るが海の北方向に山
が見える。平地なので水田であるが、南と北に山がある。盆地のよ
うな景観である。北の方向の山も高い。後で地図を見ると弥彦山で
あった。

いつものことであるが、柏崎では高校生が多数の乗るが、途中の出
雲崎まででほとんどの高校生は降りた。車内に人が数名いるだけで
ある。寺泊から再度、乗客が増える。寺泊を越えると大河原分水を
渡る。山を切り開いで信濃川の流れを変えて日本海に流した。それ
までは、信濃川河口である新潟が洪水になることが多かったが、こ
の分水で、やっと新潟は洪水被害から免れたという。

吉田13時25分に着く。ここで電車を乗り換え13時40分発新潟行2両編
成の電車に乗る。越後赤塚を越したところで、北の方向の山がなく
なった。海は見えないが家が多くなる。内野からは家が連なる。寺
尾で多くの乗客が乗ってきて、通勤電車並みの混雑になった。新潟
14時36分着。

新潟15時05分の長岡行に乗る。新潟で乗る乗客が多い。7両編成で
ある。亀田で多くの乗客が降りた。新潟の都市圏は大きいようだ。
越後線も内野までは都市圏であり、白新線では豊栄までの電車が多
いので、そのあたりまで都市圏なのであろう。そして、信越線では
亀田までが都市圏なのであろう。

長岡で16時32分水上行に、水上で18時37分高崎行に、高崎19時55分
発上野行になり、帰宅した。


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