4562.2012年を振り返って



毎年恒例の2012年の回想をしましょう。  T&Fより

今年始めの予測がどうなったか?

T:民主党の増税反対派を離党に追い込み、自民党の増税賛成派や
  公明党との大連立や閣外協力ができるかどうかでしょうね。
  は正解でしたね。
  しかし、民主党も自民党も総選挙では、どちらも負けて、橋下
  さんとみんなの党の連合が大きく議席を伸ばすことになる。は
  残念ながら、不正解。どうですか?
F:民主党が政治主導の政治ということで国民は期待したが、でき
  ずに、橋下さんがそれを行ってくれると国民は期待していたが
  、太陽の党という旧態的な政党と連合を組み、みんなの党との
  連携ができずに多党化で票を分けてしまったことで、自民党が
  勝ってしまった。得票数は自民党は2009年と同じにもかかわら
  ずにである。残念な結果になってしまった。

T:日本は、戦後の吉田茂が立てた戦略である富国弱兵の路線から
  普通の国が行う富国強兵に戦略を戻すと見たが、結果は中国と
  の尖閣諸島での激突により、そうなりそうですね。
  当面は日米関係を強固にして、中国の脅しをけん制していくが
  、基本的には、中国とは戦略的な互恵関係を強化することであ
  る。も当たりですね。
F:中国との激突は、予想できたことであり、この対応が今後益々
  必要になるはずです。南シナ海での戦闘も視野に日本は準備を
  せざるを得ない状況になる。この部分は詳しく明日の2013年予
  測で述べたい。

T:ユーロ危機は中国のバブル崩壊などに繋がり、日本経済にも安
  全保障にも、大きな影響を与えるように思う。と有料版での予
  測は、どうですかね。
F:まだ、その途上でしょうね。日本も通貨戦争に参入して、世界
  は通貨価値引き下げ競争に陥ることになる。1929年のウォ
  ール街の株暴落から始まって、1939年のドイツが戦争開始
  した第2次大戦までには、10年の時間が掛かったが、その歴
  史と同じようなルートを辿っているように見えますね。中国が
  来年も大きな問題点でしょうね。それにどう対応するか日本の
  安全保障体制が問われている。これも明日詳しく予測したい。

T:日本の40兆円の財政赤字を継続はできない。税収を上げ、か
  つ、歳出を抑え、そして税外収入を増やすしかない。としまし
  たが、自民党政権は、支出拡大になりますね。これまではどう
  ですか?
F:民主党政権は消費税増税というカードを遂行しようとしたが、
  これは見通した方向でしたが、自民党政権では、どうなるのか
  明日予測したいと思います。

T:その他、2012年と振り返っていただけますか?
F:2012年は世界の指導者が交代したことが影響して、緊張した1
  年でした。2013年は、今後戦争に向かうための同盟構築期であ
  り、ここで中国だけを敵とするために、日本は中国包囲網を築
  けるかにかかる。詳しくは明日。
  経済は1929年から始まる大恐慌と同じような経緯を辿って
  いる。とうとう日本も通貨戦争に参入した。日本だけが参入し
  なかったので、円高にして日本経済を衰退させた。
  今後も大恐慌と同様なルートを経て、中国の対応を見ると、戦
  争にあることが確実である。その準備をする時代に突入した。


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