毎年恒例の2012年の回想をしましょう。 T&Fより 今年始めの予測がどうなったか? T:民主党の増税反対派を離党に追い込み、自民党の増税賛成派や 公明党との大連立や閣外協力ができるかどうかでしょうね。 は正解でしたね。 しかし、民主党も自民党も総選挙では、どちらも負けて、橋下 さんとみんなの党の連合が大きく議席を伸ばすことになる。は 残念ながら、不正解。どうですか? F:民主党が政治主導の政治ということで国民は期待したが、でき ずに、橋下さんがそれを行ってくれると国民は期待していたが 、太陽の党という旧態的な政党と連合を組み、みんなの党との 連携ができずに多党化で票を分けてしまったことで、自民党が 勝ってしまった。得票数は自民党は2009年と同じにもかかわら ずにである。残念な結果になってしまった。 T:日本は、戦後の吉田茂が立てた戦略である富国弱兵の路線から 普通の国が行う富国強兵に戦略を戻すと見たが、結果は中国と の尖閣諸島での激突により、そうなりそうですね。 当面は日米関係を強固にして、中国の脅しをけん制していくが 、基本的には、中国とは戦略的な互恵関係を強化することであ る。も当たりですね。 F:中国との激突は、予想できたことであり、この対応が今後益々 必要になるはずです。南シナ海での戦闘も視野に日本は準備を せざるを得ない状況になる。この部分は詳しく明日の2013年予 測で述べたい。 T:ユーロ危機は中国のバブル崩壊などに繋がり、日本経済にも安 全保障にも、大きな影響を与えるように思う。と有料版での予 測は、どうですかね。 F:まだ、その途上でしょうね。日本も通貨戦争に参入して、世界 は通貨価値引き下げ競争に陥ることになる。1929年のウォ ール街の株暴落から始まって、1939年のドイツが戦争開始 した第2次大戦までには、10年の時間が掛かったが、その歴 史と同じようなルートを辿っているように見えますね。中国が 来年も大きな問題点でしょうね。それにどう対応するか日本の 安全保障体制が問われている。これも明日詳しく予測したい。 T:日本の40兆円の財政赤字を継続はできない。税収を上げ、か つ、歳出を抑え、そして税外収入を増やすしかない。としまし たが、自民党政権は、支出拡大になりますね。これまではどう ですか? F:民主党政権は消費税増税というカードを遂行しようとしたが、 これは見通した方向でしたが、自民党政権では、どうなるのか 明日予測したいと思います。 T:その他、2012年と振り返っていただけますか? F:2012年は世界の指導者が交代したことが影響して、緊張した1 年でした。2013年は、今後戦争に向かうための同盟構築期であ り、ここで中国だけを敵とするために、日本は中国包囲網を築 けるかにかかる。詳しくは明日。 経済は1929年から始まる大恐慌と同じような経緯を辿って いる。とうとう日本も通貨戦争に参入した。日本だけが参入し なかったので、円高にして日本経済を衰退させた。 今後も大恐慌と同様なルートを経て、中国の対応を見ると、戦 争にあることが確実である。その準備をする時代に突入した。