4536.維新の会の心配な点が出た



維新の会石原代表が、11党首討論に出て29日に発表した政権公
約に明記された「(原発は)2030年代までにフェードアウトす
る」について「そういう公約は直させた」と述べた。

「原発を30年代になくすというのは非常に暴論だ。相当緻密なシ
ミュレーションをしなければ代表を辞める」と強調した。これは問
題である。このように代表と代表代行の意見が違うことを見せつけ
た。維新の会の問題点が明確に出た。また、政権公約についても「
非常に未熟なところがある」と話した。

これに対して、維新の会の松井幹事長は、見直さない方針を明らか
にしたが、国民は大きな疑問が出ている。この党は意見がまとまっ
ていないと。

やはり、太陽の党と一緒になったことは、大きな誤算であったこと
がわかる。石原さんと橋下さんの思想は違うのに、一緒になったこ
とが、このような結果を産んでいる。野合という批判が正しいこと
を証明したようなものである。

ここで、橋下さんは、石原さんと太陽の党を切るべきである。考え
方の根本が違う。思想の面で違う人同士が同じ政党にいることが間
違いなのである。大政党では、ある面しょうがないが、小政党で、
それをしたら、国民は愛想をつかすことになる。

橋下さんが挑戦して失敗したら、国政には出ていかないと言ったが
、失敗の可能性が高くなってきたように感じる。

団塊の世代の人たちから期待させれていたので、100議席に届く
可能性があったが、こうなると50議席以下になる可能性が出てき
た。これは返す返すも、残念である。

団塊の世代の人たちが、失望して、バラバラになり始めた。自民党
、維新の会、未来の党、民主党などにバラけるような気がする。
自民党への風も微風になり始めた。これは混戦模様になってきた。

さあ、どうありますか?

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維新・石原代表、脱原発公約はや撤回!?…11党首討論
(2012年12月1日06時03分  スポーツ報知)
 日本未来の党の代表を務める嘉田由紀子滋賀県知事(62)は30
日、都内の日本記者クラブで開かれた衆院選に向けた11党首の討
論会に参加し、同党に合流する国民の生活が第一の小沢一郎代表(
70)の操り人形と化すのではとの懸念に「小沢さんを使いこなせ
ずに官僚を使いこなすことはできない」と言い切った。嘉田氏の自
信満々の“小沢使い”発言に、会場はどよめき、参加した各党党首
は微妙な表情を見せた。
 
 日本維新の会の石原代表は党首討論会で、29日に発表した政権
公約に明記された「(原発は)2030年代までにフェードアウト
する」について「そういう公約は直させた」と述べた。
 
 重要政策を認めていないとも受け取れた発言だったが、石原氏は
その後のインターネット番組で「原発を30年代になくすというの
は非常に暴論だ。相当緻密なシミュレーションをしなければ代表を
辞める」と強調、日本維新が当初打ち出していた「30年代までの
原発ゼロ」との主張を変更させたとの趣旨だったと釈明した。ただ
同時に政権公約について「非常に未熟なところがある」と話し、完
全に納得していないことをうかがわせた。
 
 また、橋下徹代表代行らの石原首相待望論について「私は橋下君
がふさわしいと思うが、大阪市長を離れられない。首相になる可能
性のある人なら、平沼さんを推挽(ばん)したい」と述べた。
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「維新」幹事長、原発公約見直さない方針
 日本維新の会の石原代表が先月30日の党首討論で、原発につい
ての公約を見直すと発言したことに対して、松井幹事長は、石原代
表に改めて説明した上で、見直さない方針を明らかにしました。

 日本維新の会の石原代表は、先月30日に開かれた党首討論で、
29日に発表した政権公約の中に、「原発は2030年代までに、
フェードアウトすることになる」と盛り込まれていることについて
、「見直す」と発言しました。これに対し、維新の会の松井幹事長
は、見直さない方針を明らかにしました。

 「代表に細かいところの説明はしていませんから、完全に分かっ
ていただけると思う。フェードアウトするのは間違いない」(日本
維新の会 松井一郎 幹事長)

 松井幹事長は、このように話し、石原代表に改めて原発政策につ
いて説明するとして、政権公約を見直さず、有権者に判断してもら
う考えを明らかにしました。
(01日01:16)TBS

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