4484.第2次日中戦争が開始した



中国は、本格的に戦争準備を開始した。戦争の前には、相手国を孤
立させる必要がある。または、相手国の同盟国を減らすことである。

または、自国が2正面にならないように、一方と和平を構築して、
2正面を避けることが必要である。この外交政策を取り始めた。

日本は伝統的に、自国の主張が弱い。中国は自己主張が強く、日本
は世界世論を味方につけようとしない。今回も中国が日本を世界秩
序の敵ということに対して、有効な反論をしていない。

国際法のルールを世界に向けて広報しない。このため、豪州も米国
のキッシンジャー元国務長官も中国の味方をし始めた。

早く、日本も世界に通用する反論を世界に向けて発信して、戦争を
有利に進める努力をすることが重要である。

そのためには、誰にでも分かる論理構築である。その上で2正面作
戦に中国を追い込むことと、味方を増やすことである。豪州へも特
使を出して、中国の論理の問題点を明らかにすることである。

フィリピンと中国の和平をさせないで、日本と同時に南シナ海で戦
争を始めるように、集団自衛権を設定することである。ベトナムも
同様な条約を結び、中国を2正面に追い込むことである。

中国が戦争を開始したと考え、日本も国際世論を味方にして、国際
法上の戦争をすることだ。台湾に国際裁判所へ提訴してもらい、国
際裁判所で争うことだ。

中国は国際裁判所の審議では負けることを知っているので、提訴せ
ず、実効支配権を日本から奪うという。これで戦争になることが確
実である。

どうして、それが分からないのか日本人の感性はおかしいことにな
っている。

早く準備をしておくことである。その準備ができるまでは、このま
まにしておくことが重要だ。尖閣で日本から行動を起こさない。
中国から行動を起こして、中国が世界世論の敵にすることである。

さあ、どうなりますか?

==============================
レコードチャイナ:中国が「実効支配」に向けて動き出した、悪い
のはパンドラの箱を開けた日本―米華字メディア
2012年10月5日 5時5分
2012年10月3日、日本が尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題の「棚上げ
」という暗黙の了解を破ったことにより、中国も実効支配に向けて
本格的に動き出すことになるかもしれない。これは中国の専門家が
示した見解。米華字ニュースサイト「博訊」が台湾紙・旺報の報道
として伝えた。

記事は、北京の国際戦略研究者の話を引用した。それによると、1978
年に日中平和友好条約が締結された際、尖閣問題は「棚上げ」する
ことで両国は一致したはずなのに、野田佳彦政権がこれを破り、日
中関係の「パンドラの箱」を開けてしまったと指摘。それまでの30
数年間、中国は領有権を主張しながらも日本の実効支配を黙って見
ていたが、これにより、主権国家として相応の権利を行使するため
、日本と真っ向からやり合う姿勢に転じるとの見方を示した。

記事はまた、中国が国際法廷で争おうとしないのは、今はまだ日本
の実効支配が及んでいるため、勝てないと分かっているからだとし
た。しかし、今後は本腰を入れて実効支配を勝ち取り、堂々と国際
法廷に出ていく考えだろうと指摘した。(翻訳・編集/NN)
==============================
元米国務長官、「中国を攻撃するのは最悪の発言」
2012-10-04 14:18:47 cri 

 アメリカ大統領選に向けた民主、共和両党の大統領候補による初
のテレビ討論会を前に、アメリカのキッシンジャー元国務長官は3日
、オバマ大統領と共和党のロムニー候補が遊説などで争って中国カ
ードを切っていることを批判し、「中国を攻撃する発言は最悪だ」
と述べました。

 キッシンジャー元国務長官はこの日、あるシンポジウムで、アメ
リカ大統領選や今後の中米関係について意見を述べました。終盤を
迎えている大統領選について、キッシンジャー元長官は、「オバマ
大統領とロムニー氏が選挙キャンペーンで、『中国は貿易分野でア
メリカを騙している』と言っているが、これは最悪の発言だ」と批
判しました。また、ロムニー氏が、「大統領に就任すれば中国を為
替操作国に認定する」と述べていることに対し、キッシンジャー元
長官は、「ほとんどすべての中国問題専門家が異議を抱いている。
中国との貿易摩擦を"戦争"にしようとするのは、中国を知らない"理
論家"だけだ」と指摘しました。

 さらに、キッシンジャー元長官は、「過去の大統領選でも、中国
を攻撃する発言がされていたが、当選して大統領に就任すれば、現
実を見極め米中両国が協力しなければならないという結論になるだ
ろう」としたうえで、「米中両国は平和に共存するだけでなく、重
大な問題において協力することもできるし、世界の安定はそれにか
かっている」との見方を示しました。(鵬、大野)
==============================
レコードチャイナ:中国が「蘇岩礁は管轄範囲に含めない」と一転
、「対日同盟」への影響懸念か―韓国メディア
2012年10月3日、中国外交部が、蘇岩礁(韓国名・離於島)を無人航
空機の「管轄範囲」に含めたと伝えた自国メディアの報道について
、韓国政府に対し、「担当者の個人的見解。政府の意向ではない」
と釈明していたことが分かった。4日付で韓国紙・朝鮮日報の中国語
版ウェブサイトが伝えた。

韓国外交部が3日、「中国側が『蘇岩礁を管轄範囲に入れる意思はな
い』と伝えてきた」と明かした。中国メディアが先月、中国政府が
遠隔操作で上空から海域の様子を監視・観測できる無人航空機を投
入し、蘇岩礁(離於島)を含む「すべての管轄海域」の監視を強化
する方針だと報道。これを受け、韓国政府は中国側に公式見解の表
明を求めていた。

これに対し、中国外交部は「海洋巡視機関の担当者の個人的見解」
と回答したという。中国が蘇岩礁を「管轄範囲」に含めたとの報道
を受け、韓国では外交通商部の報道官が「韓国の排他的経済水域
(EEZ)に対する管轄権行使を守るため、全力で対処する」と発言す
るなど、強い反発が起きていた。

韓国の外交専門家たちは中国側の回答について、「韓国での反中ム
ードの高まりを抑えたかったのではないか」と指摘。中国は尖閣諸
島(中国名・釣魚島)問題で日本との緊張が高まる中、韓国と歴史
問題でタッグを組み、共同で日本に対抗する構えを見せている。そ
のため、今は韓国との関係をこじらせたくないという意向の表れだ
とみられている。(翻訳・編集/NN)
==============================
尖閣、中国主張の矛盾追及 「70年代まで触れず」と政府

 1953年1月8日付の人民日報の紙面。冒頭部分で「尖閣諸島
」と表現され、琉球諸島に尖閣諸島が含まれることが紹介されてい
る(外務省HPから)

 政府は、沖縄県・尖閣諸島の領有権問題で中国が、1970年代
初めまで日本に一度も抗議していなかったことを「中国側主張の最
大の矛盾点」(政府筋)と位置付け、過去の中国共産党機関紙「人
民日報」の記事を論拠に追及していく方針を固めた。外務省関係者
が4日明らかにした。

 中国側の「われわれは長期にわたり釣魚島(尖閣諸島の中国名)
の主権を守るために断固闘ってきた」(国務院新聞弁公室)との主
張を崩し、国際社会の支持を広げる狙い。各国の首脳や外相との会
談で積極的に言及するほか、インターネットを通じた発信を強化す
るなど海外世論への浸透を急ぐ。
2012/10/04 20:04 【共同通信
==============================
フィリピンと中国、南シナ海で協議へ 非公式、緊張緩和を模索
2012.10.4 14:49
 フィリピンの首都マニラで開かれている東南アジア諸国連合(A
SEAN)海洋フォーラムに合わせ、フィリピンと中国の外務当局
者が4日午後、非公式協議を開く。南シナ海の領有権争いで対立す
る両国が緊張緩和の糸口を探る見通しだ。

 ASEAN海洋フォーラムは4日閉幕し、海洋の安全保障問題の
協力強化などを盛り込んだ議長国フィリピンの声明を発表。5日は
、日米中韓など東アジアサミット参加の8カ国も加わり初めての拡
大フォーラムを開く。沖縄県・尖閣諸島や、中国とASEANの一
部加盟国などの領有権争いが続く南シナ海の問題で中国がどう対応
するかが焦点となっている。(共同)
==============================
キッシンジャー氏、尖閣は日中で 米の積極関与否定

 【ワシントン共同】沖縄返還や米中国交正常化に深く関わったキ
ッシンジャー元米国務長官は3日、沖縄県・尖閣諸島の扱いをめぐ
り中国の最高指導者だったトウ小平氏と日本側に「合意」があった
とした上で、尖閣について米国を巻き込まず日中間だけの問題にと
どまることが「最も切実な願いだ」と述べた。

 ワシントンでのシンクタンクのイベントで会場からの質問に答え
た。キッシンジャー氏は日中が「結論に至る過程、結論に至った際
」のいずれも、米側の積極的な関与はなかったと指摘。その上で「
米国は(尖閣の)主権などの問題で、何らかの立場を取るべきでは
ない」と訴えた。

2012/10/04 11:38 【共同通信】


コラム目次に戻る
トップページに戻る