4474.国交40年記念式典中止に



今月29日の日中国交正常化40周年に合わせて27日に北京の人
民大会堂で予定されていた大規模記念式典が中止になった。

両国の世論調査で、日中関係が「うまくいっていると思う」は日本
ではわずか5%で、「そうは思わない」は90%。中国では14%
対83%だった。

このような状態で国交40年記念式典をしても、盛り上がらないこ
とは、確実である。中止はしょうがないと思う。

日中関係を緩和する人たちの存在が問題になる。このため、中国側
は、記念式典は開催しないものの、招待済みの日中友好7団体会長
が訪中する場合には唐家※(※=王ヘンに旋)・中日友好協会会長
(前国務委員)ら要人が会談すると伝達した。日中友好協会会長の
加藤紘一自民党元幹事長や日中協会会長の野田毅元自治相らは訪中
する予定。 

この中に民主党議員は存在するのでしょうかね?次期自民党中心政
権で中国との関係悪化での状態正常化をする可能性があるのでしょ
うかね。

そこが心配である。または、長期に日中関係は状態悪化したままに
なるのか見通せないですね。

さあ、どうなりますか?

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「日中関係悪い」日本9割、中国8割 両国で世論調査
2012年9月23日22時3分

 日本と中国の国交正常化40周年を前に、朝日新聞社は日中両国
で世論調査を実施した。日中関係について、うまくいっていると思
うかどうかを聞いたところ、「そうは思わない」が日本では9割に
達し、中国でも8割を超えた。

 調査は、日本では8月8日〜9月20日に郵送で、中国では8月
10〜18日に面接で行った。8月15日には香港の活動家らが尖
閣諸島(中国名・釣魚島)に上陸。9月11日には野田政権が同諸
島の国有化を閣議決定し、中国で反日デモが拡大した。中国での調
査はこの閣議決定の前に終わっている。

 今回の調査では、日中関係が「うまくいっていると思う」は日本
ではわずか5%で、「そうは思わない」は90%。中国では14%
対83%だった。国交正常化30周年の2002年の調査(日本、
中国とも面接)で、日本では41%対45%、中国では22%対
50%だったことを考えると、両国関係が現在、悪化しているとみ
る人は圧倒的に多い。
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国交40年記念式典、中止に=尖閣国有化「雰囲気を破壊」
−異例の事態に・中国

 【北京時事】今月29日の日中国交正常化40周年に合わせて27
日に北京の人民大会堂で予定されていた大規模記念式典が中止にな
ったことが分かった。主催者である中国の対日交流団体「中日友好
協会」が23日、式典を取りやめたいと日本側関係者に一斉に通知
した。複数の日中関係筋が明らかにした。

 国営新華社通信によると、中日友好協会責任者は「当面の情勢に
鑑み、適当な時期に調整することを決定した」と説明した上で、日
本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化により
「中日関係が著しい損害を受け、正常化40周年にあるべき雰囲気
が破壊された」と述べ、尖閣国有化が中止の原因と明言した。同協
会は日中関係が改善すれば、記念行事の開催を改めて検討する方針
だが、開催の見通しは立っていない。

 中国側は1972年の国交正常化以降、10年ごとの節目に大規
模な記念行事などを開催してきた。今回も中日友好協会幹部は今月
19日、取材に「予定通り行う」と言明したが、中止に追い込まれ
る異例の事態になった。

 中国側は、記念式典は開催しないものの、招待済みの日中友好7
団体会長が訪中する場合には唐家※(※=王ヘンに旋)・中日友好
協会会長(前国務委員)ら要人が会談すると伝達した。日中友好協
会会長の加藤紘一自民党元幹事長や日中協会会長の野田毅元自治相
らは訪中する予定。 

 27日の式典は国交正常化40周年のクライマックスとして開催
される予定だった。日本側は両国政府間のハイレベル対話が途絶え
る中、関係改善に向けた糸口にしたいと期待し、胡錦濤国家主席や
習近平国家副主席らとの会談を希望していた。

 小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝問題で日中関係が悪化し
ていた2002年の30周年の際は記念式典が開かれ、江沢民国家
主席(同)や胡錦濤国家副主席(同)らが日中友好7団体会長らと
会談するなどした。(2012/09/23-18:42)


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