4470.日本が中国を圧倒した



日本が中国を圧倒した。どうして、報道はパワーを正当に評価しな
いのであろうか?

中国が尖閣諸島に投入できた監視船は、最大16隻である。日本は
、尖閣諸島に投入した巡視船は50隻で、中国の監視船を1対1で
監視して、かつ、漁船の島への接近を防止できる。

これで中国の問題が明らかになった。米国が最終的に戦争に介入し
てくると核戦争ができないと、通常戦争になるが、この時はランチ
ェスターの法則が効く。数の多い方が勝つ。

中国は、南シナ海と東シナ海の2つで紛争を抱えているので、日本
のように、全国から巡視船をかき集めることができない。

日本も、ロシア、韓国とも紛争を起こしているが、戦争にはならな
い。しかし、中国はベトナム、フィリピンとの戦争を起こす可能性
があり、監視船を回すことができない。

中国の2正面作戦での戦力不足が明らかになっている。

このため、先に中国は戦局を回復するために海軍を出してきた。最
初の監視船で負けたことで、次の段階に進めるしかないためである。

中国海軍が出てきたら、日本も自衛隊を出すことになるが、ここで
も、日本が圧倒することになる。

ということで、通常戦争では日本が圧倒することになるが、これは
、いつも南シナ海でも紛争を起こしていることが必要になるという
ことで、ベトナムとは集団自衛権条約を結んだほうが良いと見るが。



さあ、どうなりますか?
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中国海軍のフリゲート艦2隻、尖閣諸島の北北西約150km海域に展開
フジテレビ系(FNN) 9月20日(木)6時22分配信

中国海軍のフリゲート艦2隻が、尖閣諸島の北北西およそ150kmの海
域に展開していることがわかった。尖閣国有化以降、周辺海域での
中国海軍の動きが具体的に明らかになったのは、初めてとなる。
日本政府筋によると、中国海軍のフリゲート艦2隻は、19日夕方から
尖閣諸島の北北西およそ150kmの位置にいて、夜の時点まで、同じ海
域にずっととどまっていることを確認したという。
一方、中国の通信社「中国新聞」は19日、浙江省の海洋・農業局の
情報として、「釣魚島(魚釣島)の北およそ230kmの海域で、浙江省の
漁船700隻余りが操業している」と伝えた。
この操業海域は、尖閣諸島と浙江省のほぼ中間にあたるため、中国
側が「釣魚島の海域」を意図的に広くとらえている可能性を指摘す
る声も上がっている。
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尖閣230キロで7百隻操業 漁船動向で中国メディア
2012.9.19 22:54 サンケイ[中国]

 中国の浙江省や福建省などの漁船約千隻が沖縄県・尖閣諸島(中
国名・釣魚島)に向かったとの中国側報道に関連し、中国の通信社
、中国新聞社(電子版)は19日、「釣魚島から約230キロの海
域で700隻余り、約110キロの海域で23隻の漁船が操業して
いる」と報じた。

 「釣魚島から約230キロの海域」は浙江省と尖閣のほぼ中間に
当たる。

 中国新聞社は「多くは釣魚島の北側、一部は西側の海域で操業し
ている」としている。700隻余りのうち、大半は浙江省台州から、
一部は同省温州からの漁船という。

 中国中央人民放送(電子版)は17日、約千隻の漁船について、
同日午後にも「釣魚島海域」に到着する見込みだと報道。中国新聞
社の報道が正しいとすれば、同放送は「釣魚島海域」の範囲を意図
的に広く捉えた可能性もある。(共同)
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尖閣:中国外務省「監視船の定期巡航行う」
毎日新聞 2012年09月19日 00時38分

 【北京・工藤哲】中国外務省の洪磊(こうらい)副報道局長は
18日の定例会見で、中国の漁業監視船が日本の領海外側の接続水
域を航行した問題を巡り「今後定期巡航を行い、中国の主権の宣言
を強化し、権利を侵害する行為を抑える」と述べ、日本をけん制し
た。監視船出航は「日本が島を違法に購入したことが招いた結果だ
」との見方を示した。

 さらに満州事変の発端となった柳条湖事件から81年を迎えたこ
とについて「今の中国は既に侮辱される国ではない。中国人民は中
国領土の侵犯を絶対に座視しない」と述べた。 
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海保、尖閣対処で巡視船艇増派=北海道、九州から沖縄に
―中国船警戒、領海警備で
2012年 9月 19日 7:11 JST

 中国船による沖縄県の尖閣諸島周辺での領海侵犯が相次ぎ、海域
を管轄する第11管区海上保安本部(那覇市)の警戒活動が長期化
している。北海道や九州の海保からは応援の巡視船が沖縄県に派遣
され、領海警備に全力を挙げる「尖閣対処」は海保の総力戦の様相
を呈している。

 18日午前に尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水
域を航行した中国の漁業監視船「漁政35001」の対処では、小
樽海上保安部(北海道小樽市)所属の巡視船「しれとこ」も警戒監
視に当たった。福岡海上保安部(福岡市)所属の巡視船「あそ」と
、鹿児島海上保安部(鹿児島市)の巡視船「あかいし」も那覇新港
に到着。同日午後には出港しており、尖閣対処への応援で派遣され
たとみられる。 

[時事通信社] 
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中国監視船、尖閣沖領海に侵入 海保、巡視船50隻投入
2012年9月19日6時54分

 尖閣諸島(沖縄県)の国有化を巡って日中の対立が深まる中、海
上保安庁は18日、現場海域の警戒のため、現有の巡視船のほぼ半
数に当たる約50隻を投入した。周辺海域では同日、中国の漁業監
視船2隻、海洋監視船10隻が集まり、一部が領海侵犯した。海保
は厳戒態勢を敷いているが、同日夜までに中国漁船の大船団は確認
されていない。

 海保関係者によると、尖閣諸島は最も近い石垣島からでも約170
キロ離れている。236隻保有する小型の巡視艇のほとんどは性能
面から対応できず、パトロールは巡視船が主に担う。海保が保有す
る巡視船は計121隻で、うち約1割は修理中。今回は稼働できる
巡視船の半数に当たる約50隻を、全国の海上保安本部からの応援
を得て現場海域に投入した。交代で警戒に当たっている。

 中国漁船1千隻が尖閣周辺に向かっているという現地報道もあり
、「これまでにない規模の態勢をとった」(海保関係者)という。
ただ、周辺海域では18日夜までの段階で、中国漁船は確認されて
いるが、多数ではないという。 


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