長島昭久議員の後援会が主催する会議で、後援会の皆様の親睦と、 長島議員との交流を深める場でもあるが、それが昨日、開催された 。私Fも出てみた。 冒頭の挨拶で、池田慶大教授が、米国コロンビア大学の日本外交の 交渉の論文を見てすばらしい、日本で出版しようとしたら、出版社 から「根回し、かき回し、後回し」と言う題名の本ならOKと言わ 出版した。その後も同じで「決断できない日本」のケビン・メア氏 に次を出すというので、題名はと聞いたら「まだ、決断できない日 本」次は「まだまだ決断できない日本」でという。その次は「それ でも決断できない日本」ということだそうだ。 しかし、長島議員は、日本でも珍しい決断できる日本人であると。 次に長島・外交安全保障担当首相補佐官が講演した。日米関係の修 復ができたと見ている。日米でアジア・太平洋の秩序ルールを作っ て、アジア地域の安定に寄与している。これからは、尖閣列島の現 状維持という枠組みをどうするかという問題に対応する。中国は公 船を近海に送り出し、変化させている。それに対応する日本の国と しての対応が問題であると。 日米首脳会談でワシントンに行った時に、アーリントン墓地で野田 首相の献花があり、そのときに海兵隊の閲兵式があるが、儀仗隊の 指令官が長島さんの米国留学での指導教官の息子さんで、名をジョ ン・エド・アワー氏というと。そして、会場に指導教官のアワーさ んが来られていた。 エネルギー安全保障問題も大きい。適切な量、適切な価格で手に入 れる必要がある。原発を脱していく方針は変えないが、短期ではな く中長期の視野で、その中でどうエネルギー供給をしていくかが問 題で、エネルギー・ミックスや供給源の多様化が重要になっている。 中東に80%も依存することはイランを見ると危険である。 日本経済を見ると危機的な状況で、その上にエネルギー供給がなく なると大変なことになる。中国は80基もこれから原発を作るとい う。安全技術は日本が優れている。この技術を売り込むことができ る。 徐々に原発から代替エネルギーにシフトしていくことである。LN Gで、特にロシアはアジアや日本に売りたいと思っている。米国の シェールガスは自国への供給を中心に位置づけて、日本に売らない 可能性がある。電力のアジア送電網という計画もある。と。 ここで、細野環境相が到着して、講演を引きついだ。3/11以降 、長島さんに助けられた。3/17に東電に来られて、米国の懸念 を伝えられた。そして、日米会議のコーディネート役をしていただ いて、また、若手議員を連れて来られて、「細野、家に帰れ」と不 眠不休で疲れていたが、3/18に家に帰り、寝ることができた。 本当に助けていただいた。 エネルギー政策としては、2030年時点で、3つの方向で行うこ とにしている。1つが、節電省エネとコジェネ(燃料電池)、2つ 目が再生可能エネルギーで、全量買取制度を導入する。海の開発も 行い、洋上風力を研究している。3つには今までの原発・火力であ る。1つ目が20%、2つ目が30%、3つ目が50%で、原発が 15%、火力が35%と見ている。 もう1つの検討課題は、使用済み燃料問題で、六ケ所村の再処理工 場問題である。この技術を保持しておくことも重要と思っていると。 最後に北沢元防衛相が、マイケル・グリーンやグレンソン氏が来て 、長島はナイス・ガイと言っていると。 ということで、後援会は終わった。岡本さんや堀さん、など安全保 証の保守系の人たちを多数、お見かけした。長島さんは民主党の中 では、異色である。私の昔からの友達も多く見た。