中国が海洋世界帝国を夢見たのは、フビライ・カンの元帝国であろ う。その後、明代の鄭和(テイワ)船団がアフリカまで遠征したが 、明自体は、海洋世界帝国になるような途方もない夢を追いかけて いない。 フビライは海洋帝国を夢見て、大都を作り日本遠征も行い、鎌倉時 代に2回、元寇の役として日本の歴史では習うような遠征をした。 しかし、同時期にベトナムやミュンマーにも遠征に出兵している。 特にベトナムには船を使っている。中国は2正面作戦を行う力があ る。これを肝に銘じる必要がある。 このフビライの元で世界の歴史が変わる。日本も外国との関係を意 識する必要に迫られる。その後、開国と鎖国になる。 現在、中国がまた、フビライが夢見た海洋帝国として復活した。こ の対処方法は、このフビライに対する諸国の方法を研究して、その 政治的な位置づけを見るしかない。 歴史は、何度もある。その何度もある歴史には、前の歴史の教訓を 学んで準備するしかない。 日本に、北条時宗のような人物が必要である。時代が要求している ように感じる。 さあ、誰でしょうかね? 北条時宗に匹敵する人物とは?