4336.がれき利用の防潮堤、試験造成



細野環境相が、岩手県大槌町の町浄化センターの敷地内のがれきの
上に樹木を植える「森の防潮堤」の試験的な造成の植樹祭に参加し
た。

本来、木質の廃棄物は焼却処分することが法律で定められている。
しかし、この試験造成で用いられたのは、木質を含んだがれきであ
るが、堂々と細野さんが登場した。これにはビックリ。法律すれす
れの行為に環境相が来たよと。

その上に、細野環境相は、がれきの有効活用について「今回のコン
クリート、流木などから、さらに使える材料の範囲を広げていきた
い」との考えを示した。これは法律の特例を認めるに等しい。

さらに、青森県から千葉県までの沿岸約140キロに、がれきを再利用
した防潮林の整備を6月にも始める方針で、細野環境相は森の防潮
堤について「この方法も参考にしたい」と話した。

もし、震災がれきを特例にして、がれき処理を迅速化したら、細野
さんの人気や評価は一気に上がり、指導力もあることになり、民主
党は、全党を挙げて細野さんを首相にして、総選挙に望むことにし
た方がよい。野田首相より勝てそうだし、勝てそうなので小沢さん
も認めやすい。

このためには、小沢さんが消費税反対しないことである。継続性を
確保して、民主党が一体で選挙が出来るのは、細野さんしかいない。

さあ、どうなりますか?
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がれき利用の防潮堤、岩手で試験造成 3千本を植樹 
2012/4/30 20:06 
http://s.nikkei.com/IzyuTo 

 東日本大震災で発生したがれきの上に樹木を植える「森の防潮堤
」を試験的に造成しようと、岩手県大槌町の町浄化センターの敷地
内で30日、住民ら約450人が約3千本の苗木を植えた。全国初の試み
で、細野豪志環境相も参加した。 

 森の防潮堤は、横浜国立大の宮脇昭名誉教授が震災直後から提唱
。がれきを活用し、景観保護の役割も果たせるとして注目を集めて
いる。 

 植樹は町の協力を得て、宮脇名誉教授と共に活動を続けているタ
イヤ大手の横浜ゴムが主催。コンクリート片や流木などのがれきの
上に土盛りした長さ50メートル、高さ4メートルの山の斜面に、住
民らが約1時間かけてタブノキなど16種類の苗木を植樹した。10年
後には10メートル以上の高さに育つという。 

 植樹に参加した大槌町の主婦、阿部山洋子さん(63)は「がれき
は邪魔者扱いだったので、活用されてよかった。木々の成長が心の
支えになる」と笑顔を見せた。 

 政府は、青森県から千葉県までの沿岸約140キロに、がれきを再利
用した防潮林の整備を6月にも始める方針で、細野環境相は森の防
潮堤について「この方法も参考にしたい」と話した。〔共同〕
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環境相「がれき有効活用全国に」 釜石の処理施設視察
岩手日報

 細野豪志環境相は30日来県し、大槌町で開かれた「鎮魂の森」
植樹会に参加した後、釜石市のがれき処理施設を視察した。植樹会
では「がれきを防災に有効活用する拠点。この動きを全国に広げて
いきたい」と決意を語った。

 植樹会後、記者団に対し「苦しい思いをしている中で、被災者が
前向きに作業していて勇気づけられた」と意義を強調。がれきの有
効活用について「今回のコンクリート、流木などから、さらに使え
る材料の範囲を広げていきたい」との考えを示した。

 釜石市栗林町の仮設焼却炉(旧市清掃工場)では、野田武則市長
らの説明を受けながら可燃がれきの処理作業を視察。野田市長は「
不燃がれきの広域処理と仮設焼却炉を使い終わった後の解体費用負
担をお願いした。処理の現場を見て、理解を深めてもらえたのでは
ないか」と述べた。
(2012/05/01)


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