橋下大阪市長の発言を整理すると、大阪都構想は有名であるが、そ のほかに原発は止めること。国家公務員の給与は3割削減。国家を 歌わない職員は首。首相公選制。などの政策を言っている。 しかし、消費税増税反対は今までは言っていない。橋下氏の大阪維 新の会の政策がまだよく分からないが、昔のような藩のような地方 分権にして、国家は外交、安全保障を行うとの変革であろうか? しかし、国民は既存政党の政策に違和感を持っている。緩い改革で はこの国は潰れると思っているようだ。民主党は大規模な改革を行 うと期待したが、国民は、ほとんど自民党と同じ様な政治運営にイ ライラ感を持っているように感じている。 このイライラ感が、大きな新しい政治の流れを生み出す可能性があ ると、今回の大阪での勝利で見て取れる。 日本も大改革または、革命的な制度変更に向っていく可能性を感じ る。明治維新の尊皇攘夷的な巨大なエネルギーを感じるので、これ はひょっとすると日本全体が変る政治制度の大幅な革命になる可能 性を見た方がよい。 しかし、大都市の「維新の会」対田舎の「保守」の戦いになるよう な気もする。 これが原因で、司馬遼太郎の明治維新前後の本やTV番組が読まれ てたり、見られているのか? これに類したことが起こる前兆なのかもしれない? ============================== 大阪ダブル選、「橋下維新」高まる期待−総合特区、産業政策の柱 掲載日 2011年11月29日 大阪府知事選・大阪市長選は、府と市の再編を目指す「大阪都構 想」を掲げた大阪維新の会が圧勝。幹事長の松井一郎氏が知事に、 代表で前府知事の橋下徹氏が市長に選ばれた。中小企業経営者から は、橋下氏の強引な政治手法に対し批判の声がある一方で、行動力 や発信力を評価する声も多い。松井氏は電気工事会社の社長経験も あり、両氏のかじ取りに期待が高まる。(大阪・吉岡尚子) 大阪府の2009年度の実質経済成長率は3・8%減、府民所得 は287・9万円と主要都市と比べ低迷が続く。大阪都構想は府と 市の二重行政を解消し、一元化した成長戦略で企業誘致や雇用促進 を図るもの。実質経済成長率は年平均2%以上を目指す。橋下氏は 「大阪都構想の一番の腕の見せどころが産業政策」と自信をみせる。