4120.中国人の心理



中国人の心理 

私の見るところでは中国文明は直感的な文明で、論理的な文明では
なく、中国文明は論理的な文明だというひとがいるが、中国人の発
言を聞いていると、論理的とは、言えないことが多い。

中国人は矛盾がわからない民族のようで、たとえば儒教は性善説で
法家の思想は性悪説と言う立場であるが、儒教と法家の思想の両方
でやっていこうと言う考え方があるが、これだと性善説と言う立場
に立つのか、それとも性悪説と言う立場に立つのかどちらなのだと
言う事になり、これは、はっきりと矛盾している.

孔子が言う智を重んじて、愚を軽んじないと言う考え方も、智を重
んずるとは愚を軽んずることであり、愚を軽んじないとは智を軽ん
ずることになる、ここもはっきりと矛盾している。 

中国人の10パーセントは自信過剰で、50パーセントは見栄っ張りで
残りの40パーセントは適度な自己評価をする人でだと考えればい
いのではないか。 

中国人の大多数は、日本が日露戦争で勝ったおかげで中国は西洋人
の侵略を免れたと考えているのが本音なのではないか、また中国人
の大多数は日本人のほうが中国人より優れていると思っているのが
本音ではないか。  

日本では歴史家の司馬遷の評価が相当高いようであるが、司馬遷が
世界一の歴史家だと言いかねないような評価の高さがあるが、日本
の歴史家の新井白石が日本の天下の大勢は9度変化して武家の世に
なりしかも良くなったと言っている。

日本の歴史は変化して結果として良くなったと言っているのだから
、新井白石の言っているのは進歩の概念的な歴史観で、司馬遷は優
れたところを持っているとはいえ、司馬遷の言っているのは尚古の
思想的な歴史観で、進歩の概念の重要性を考えると新井白石の方が
司馬遷より優れとぃると、評価した方がよいのではないか。 

中国の文物である程度評価できるのは医学くらいで、医学以外は特
に優れているわけではない。 

南京大虐殺等の根拠のない事を言っているのは中国人が日本人に劣
等感を持っているからで、中国人がやたらと反日的になるのも中国
人が日本人に劣等感を持っているからではないか。 

国際的には中国に対する評価はそれほど高くはないわけで、国際的
には日本人のほうが中国人より優れていると思っている人が結構い
るわけで、もっとも中国人の方が日本人より優れていると思ってい
る人もいるようですが。それでは日本人の方が中国人より優れてい
ると思っている人と、中国人の方が日本人より優れている人ではど
ちらが多いかというと、日本人の方が中国人より優れていると思っ
ている人の方が多いのではないか。

要するに日本文明の方が中国文明より優れているというのが国際的
な評価ではないか。 日本の思想家(私の言っている日本の思想家と
は三浦梅園、富永仲基、西田幾多郎などであるが)と中国の思想家
を比較すると、優れたことを言っているところはどちらが多いかを
見ると中国の思想家の方が、日本の思想家より優れていると言う評
価になるが、矛盾しているところ論理的におかしいところはどちら
が多いかを見ると、日本の思想家の方が中国の思想化より優れてい
ると言う評価になる。

つまり得点評価をすると中国の思想家の方が日本の思想家より優れ
ていると言う評価になるが,減点評価をすると日本の思想家の方が
中国の思想家より優れていると言う評価になる、中国の思想家の言
っている事は矛盾している所、論理的におかしいところがあまり多
いので、減点評価に重点を置いて評価した方が良いと言う事になり
、私の評価としては日本の思想家の方が中国の思想より優れている
というものになる。  

孔子とか老子と言っても特に優れているわけではなく、言っている
ことは支離滅裂でとても 、人類の師表などといえるものではない。
さすがに中国人は人をだますのがうまい民族で、日本人でやたらに
中国 に対する評価が高い人がいるのは、中国人に、騙されている
だけなのではないか、日本人には相手が見栄っ張りだと読めていな
いからだまされると言う面もある。 

國枝 明 
==============================
(Fのコメント)
孤立語という中国語の関係で、細かい部分を現せない。語順で目的
語なのか動詞なのかを判断して読むために、いろいろな解釈ができ
る。論理的な思考が欠如している。論理的思考ではなく体験的直感
を重視した。

この言語のために、中国思想はいかようにも読めることになる。解
釈が何通りもできる。日本は「てにをは」がハッキリとして細かい
意味や感情まで、正確に表現できる言語である。このため、感情表
現に寄ったものに傑作ができやすい。源氏物語などである。

日本思想の根源(中国思想)
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/L1/210504.htm

コラム目次に戻る
トップページに戻る