4091.「台湾保釣連盟」が尖閣を日本領と認めた



「台湾保釣連盟」が尖閣を日本領と認めた
菊池

■『月刊中国』の鳴霞編集長から、驚く情報が寄せられました。

それは、台湾の「保釣連盟」が、尖閣は「日本の領土だった」と同
連盟のホームページに発表したとのことです。 

その根拠に使われた資料は、小生が『SAPIO』誌に発掘スクー
プした中国「1960年;『世界地図集』北京市地図出版社」と台湾
「1965年;『世界地図集』国防研究院」の尖閣地図でした。 

これが情報戦(心理戦)の実態です。台湾の「保釣連盟」が、主張を
取り下げることになった理由は、「台湾国防研究院が1965年に
発行した地図で日本の領土と認めていた」と、発表したのだ。これ
は、馬台湾総統に情報統制されていた現状では、致し方ないことだ
った。 

小生が発掘スクープした当時、台湾の国公立図書館や大学図書館に
同「地図」は、所蔵されていなかったのです。 

今回の台湾「保釣連盟」の行動が、今後、「中国保釣連盟」と「香
港保釣連盟」にどのような影響を与えるか、注視する必要がある。

この状況は、小生が一次資料の中国や台湾で発行した「尖閣地図」
を発掘スクープしただけでは、あり得ないことだった。情報戦(心理
戦)とは、国際世論に訴える「力」であり、昨年10月、『週刊ポス
ト』にそれらの「尖閣地図」を再掲載したとき、覚醒されていらっ
しゃるインターネットユーザーの皆様方が、全国の書店に駆け付け
『週刊ポスト』の買い占め騒動まで発展した動きが、「台湾保釣連
盟」に脅威を与えたのです。皆さん、冷静に考えて見てください。
中国・台湾・韓国人が、神田書店街や全国の図書館から、それぞれ
「自国で発行した都合の悪い地図や古文書」を一掃しようと、ある
者は数百万円をポケットにねじ込み、血眼になって探し回っていた
のです。 

それらが抱いていた「夢」を、一瞬で「奈落の底」に落とす目的で
『いまこそ日本人が知っておくべき「領土問題」の真実 国益を守る
「国家の盾」』(PHP研究所)に、中国や台湾で発行した「尖閣地
図」とか、1899年に韓国で発行した『大韓地誌』を巻頭カラー
グラビアページに掲載したのです。 

いまだに我が国の保守団体や殆どの保守言論人は、「台湾保釣連盟
」が尖閣を日本領と認めることになった「尖閣地図」などを、大々
的にアピールしないのは非国民です。また、取り上げると保守ビジ
ネスにマイナスになると考えて、無視しているのであれば国賊です。

一次資料が『資料本』として出版された時点で、それらの資料は公
共性をもっているのであり、所謂、個人の「評論本」とは違うこと
が、まだまだ覚醒されていらっしゃる一部の方にしか伝わっていな
いようです。 

★ここは、一気呵成に情報戦(心理戦)で「中国保釣連盟」や「香港
保釣連盟」を転向させるために、中国人や韓国人が焚書しようとし
てできなかった、「尖閣地図」と「大韓地誌」がバッチリ掲載され
ている同『国家の盾』を、如何に一般国民へ浸透させれるかにかか
っているのです。これが、我々が簡単にできて一番強力な情報戦(心
理戦)と認識する必要があるのです。『国家の盾』Amazon;URL
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=redir_mdp_mobile/378-3272802-7651555?uid=NULLGWDOCOMO&a=4569794130
『資料本』 は、所謂『保守本』とは比較できない価値があるので、
世論を喚起するために、国民への浸透を宜しくお願い致します。 


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