今日、日経平均が9000円割れをするかどうかがカギでしょうね。 現時点、9300円程度で推移している。 1930年代の世界にとうとうなってしまった。ユーロ危機、総力戦呼 び掛けしたバローゾ欧州連合委員長とECBのトルシェ総裁が、絶 妙なタイミングで、ユーロ危機を宣言、米国は新規失業者雇用統計 を発表して、NY株式市場のダウを500ドルも引き下げて、円介 入を無効化した。 ガイトナー長官は2009年の就任以来、金融危機対応などで激務 が続いていることなどから、米債務上限問題が片付けば辞任を検討 する意向を示していたが、とうとう辞任の方向になっている。 もし、ガイドナーに代わり、親日的でない財務長官が就任すると、 日本の円介入を米欧ともに認めないことになり、実力がない境遇が 一緒のスイスと組んで介入しても効果が低くなる。 また、今夜、米国雇用統計の発表があり、この雇用統計で悪い数字 が出ると、米ダウ株価の一層のダウンが起きる可能性が高い。そし て週明けの日経平均は、9000円割れになる。今夜の米国雇用統 計に注目が行く。 1930年代の大世界不況の混乱時代であると、日銀・政府・評論家は 腹をくくって対応しないと、日本だけが負け組みになる可能性があ る。 さあ、どうなりますか?? ============================== 日経平均、一時9300円割れ 下げ幅400円に迫る 2011年8月5日9時21分 5日の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅が400円に迫り 、東日本大震災直後の3月18日以来となる9300円を割り込ん だ。 ============================== 東京円、一時78円90銭台 再びドル売りの動き優勢 2011年8月5日9時17分 東京外国為替市場の円相場は5日、一時1ドル=78円90銭台 を付けた。政府・日本銀行による為替介入と追加金融緩和を受け、 前日の海外市場では一時1ドル=80円20銭台まで円安が進んだ が、米景気の不透明感が高まっていることなどから、再びドルを売 って円を買う動きが優勢になっている。 ============================== 米政府、ガイトナー財務長官を強く慰留 手腕に期待 2011年8月5日4時46分 米ホワイトハウスが、辞任を検討しているガイトナー米財務長官 に対し、留任を強く求めていることが4日わかった。米政府高官が 同日朝、朝日新聞の取材に明らかにした。 関係者によると、ガイトナー長官は2009年の就任以来、金融 危機対応などで激務が続いていることなどから、米債務上限問題が 片付けば辞任を検討する意向を示していた。 債務上限を引き上げる法案は2日に成立したものの、米政府高官 によると、ホワイトハウスはガイトナー氏を強く慰留しているとい う。米景気が減速するなかで長官の手腕が不可欠とみているためだ。 ただ、高官は「長官はまだ最終決断をしていない」と語った。 (シカゴ=尾形聡彦) ============================== NYダウ暴落、512ドル安 8カ月ぶり安値水準 2011年8月5日5時27分 4日のニューヨーク株式市場は、世界経済の先行き不安が高まり 暴落した。大企業で構成するダウ工業株平均は前日比512.76 ドル(4.31%)安い1万11383.68ドルで取引を終えた。 終値としては今年の最安値を更新し、昨年12月9日以来約8カ月 ぶりの安値水準となった。 1日の落ち幅としては、680ドル暴落した2008年12月1 日以来、約2年8カ月ぶりの大きさとなった。ダウ平均はこの10 営業日で1300ドル超下落した計算になる。 4日発表された7月30日までの1週間の新規失業保険申請件数 の改善が鈍かった。最近発表された他の消費や景況感に関する経済 指標も低調で、米経済が急速に失速しているとの不安が高まった。 ============================== ユーロ危機、総力戦呼び掛け=信用不安拡大で−欧州委員長 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は4日、バロ ーゾ委員長がイタリアやスペインをめぐる信用不安の拡大を受け、 ユーロ圏諸国首脳らに対し、総力戦で金融の安定を死守するよう呼 び掛けたことを明らかにした。 委員長は3日付の各国向け書簡で、イタリアやスペインの国債利 回りが急上昇している市場の動きに強い懸念を表明。その上で「わ れわれは、もはやユーロ圏周辺の危機だけに立ち向かっているわけ ではない。ユーロ圏諸国の全面的な支持の下、あらゆるEU機関が 役割を果たしながら、ユーロ圏の金融の安定を守る必要がある」と 強調した。(2011/08/04-20:39)