3995.菅首相は課長級リーダーとしてはどうか?



会社の課長級での優れたリーダーになる5つの心得として、
1.「人は論理ではなく、心で動かす」
2.「人に期待しない、仕事に期待しない」
3.「追い込まない、せまらない、逃げ道を作っておく」
4.「感情的に怒らない、指示にする」
5.「意識して褒める」
と研修会では教えている。部長級では、自己確立や自己の意識のあ
りようになる。

これは、課長級として菅首相がリーダとして最低限でも必要な条件
でもあるが、この5つのリーダの条件を菅首相は満たしているので
しょうか??

菅首相は、イラ菅というように感情的に怒ることはよく知られてい
るので、4の条件は満たしていないことが分かる。

菅首相は、自分は原子力の専門家だと自負して、現場に命令してい
たと言っていたが、メルトダウンになるきっかけの指示は、してい
ないし、そのことを班目(まだらめ)春樹・原子力安全委員長に責
任を転化してきた。これで3の条件は満たしていないことを証明し
た。

官僚に「失敗したら、お前の責任だ」という電話をしてきたという
が、2の条件を満たしていないことを証明した。

人の心を動かしたことはなく、被災地を回ったときもそっけない対
応をしている。相手の心を慮ると言うことがない。これで1の条件
も満たしていないことが分かる。

意識して、周りの人を褒めたことがあるのであろうか??どうも周
囲は、恐れているように感じる。

このように菅首相は、課長級リーダとしての心得ができていない。
もう一度、課長級リーダ学の研修会に参加することをお勧めする。

項羽と同じ様に、最後は回りが全員、離れていって、最後は1人に
なるような気がする。

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