3945.易姓革命



易姓革命(えきせいかくめい)

易姓とは、ある姓の天子が別の姓の天子にとって代わられることで
、革命とは、天命があらたまり代わって、王朝が交替すること。つ
まり、中国には、天が命を下して徳のある者を天子となし人民を治
めさせ、徳が衰えたりなくなって人民の信頼がなくなれば、天変地
異などをおこし、その天子や王朝を去らせ、新しい有徳者に王朝を
開かせ人民を支配させるという政治思想がある。

孟子の易姓革命論は、「中華の王は天が選ぶ、しかし天が直接何ら
かの方法でそれを伝えるわけではない。誰かが王となることに対し
て百姓(民衆)がそれを受け入れて、政治がうまくいき、自然現象
が順調に回る。これが王が天によって選ばれたことの証明となる。
」「徳を失った王は、既に資格を失っている。その王は湯武が桀紂
を放伐したように打倒して良い。」というもの。

村山社会党首相のときに、兵庫淡路大震災が起きたし、今回は兵庫
淡路大震災より数倍も大きな震災になり、菅民主党政権の時である。

東日本大震災・福島第一原発事故は、菅政権に対する天からの易姓
革命民の指示の可能性があり、かつこの大震災・事故で菅首相の対
応に、国民の多くが怒り、怒りが究極まで来た。

リーダが怒ってばかりいて、官僚の情報も聞かず、適切な指示しな
い、人が対応すると情報を寄越せ、成功すると自分の手柄にする。
これには官僚も仙谷さんも、とうとう菅首相の行動に耐えられなく
なっている。菅さんは退陣して救国内閣を超党派で作るべきではな
いか。

人としての対応ができていない。未熟なリーダの下で日本は衰退す
るしかないのかどうか??
胆力がある人が、大胆な政策を打たないと、日本沈没になる。

さあ、どうなりますか??

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